一番つきあいのある翻訳会社から引き合いが入った。
そのメール本文そのものが泣かせる。
”クライアントの方からも好評を頂きました。
「大変分かりやすい訳で、満足しています。」”
そのクライアントから似たような依頼内容が来たため私にやってほしい、とのこと。
何よりうれしい言葉のひとつである。
その返信でもちろん引き受けた訳だが、折角のお言葉には感想として「光栄です」と付けた。
何のひねりもなく光栄という言葉が出せた自分に少し驚く。
いつも尊大と自己否定の狭間でゆらめいている私が、素直に光栄だと思ったというのが実は一番の収穫かもしれない。