これもお仕事その1・怒濤の確定申告

取引先からの支払い調書と源泉徴収票があらかた揃った。
早速、前年分の決算作業にかかる。
間を逃して去年は白色申告になってしまったが、今回からは青色申告。
「正式な簿記が必要」とはいえ私には強い味方、やよいの青色申告 08がある。
翻訳料収入と経費出金を項目ごとに入力していくだけで、青色決算報告書は自動生成。
複式簿記の知識はほぼないが、仕訳も集計も自動なので安心。
国税庁の確定申告書等作成コーナーもなかなか使いやすい入力画面ではある(去年までお世話になっていた)のだが、
やよいの場合は登録データの使い回しで入力の手間が更に少ない。
青色決算報告書と確定申告書Bの両方を出すのに1時間もかからなかった。
そして各データを電子申告ように書き出し、一段落。
問題はここから。税務署おすすめの国税電子申告・納税システムにうっかり手を出して大騒ぎとなった。
このシステム「e-tax」そのものは意外と優秀で(失礼)、画面上部にある「基本的な流れ」に好感が持てた。
私は先般のデータがあったため取り込みならぬ「組み込み」機能を使ったが、新規作成でも大変ではなさそう。
唯一最大と思われる難点が、電子証明書の登録なる手続き。
対応するいずれかのICカードをカードリーダ(自前)に挿して通信確認するだけのはずなのだが
どうしてもエラーで認証まで進めず、解決まで3時間ほどかかっただろうか。
原因はe-taxではなく公的個人認証サービスのほうにあった。
公的個人認証サービスのクライアントソフト(電子証明書をパソコンで読み取るためのソフト)はインストールだけで済まず、
Java実行環境(JRE)への登録とやらが必要らしいのだが、その手続きがJREの「例外」ではねられてしまう。
#そもそもJava実行環境だとか、その略称がJREだとかいう概念が一般の納税者にあると期待されたくないな……
例外(まぁエラーだ)が出たのはまだしも、表示されたのが「予期せぬエラー」では対処の調べようもない。
JREを入れ直しても直らない。公的個人認証サービスのクライアントソフトを入れ直しても直らない。
ICカードリーダを接続し直しても直らない。
だめもとでパソコンを再起動したら何故か直った……私はどこで再起動すべきだったんだろう……
公的個人認証サービスのPDFマニュアルが使用説明もインストール用も読めたものではなかった。
上から下に読み進められるページ構成になっていないので、流し読みで概要をつかむことができない。
ついでにホームページ上の説明も、折角HTMLなのにリンク参照ぐらいつけてくれ……
読みやすいマニュアルに直したらいくらかもらえないかしら(嘘)

世にも珍しい職種?

ここ半月ほどかかりきりになっていた仕事は「フリーアンサーの分類」と言うらしい。
読んで字の如く、実に自由に回答されているテキストを標準化表現に置き換えていく地味~な仕事。
以前お手伝いしたところ気をよくしていただき追加発注?で現在に至るわけだが、
本業に支障が出るほどの量になったらどうしよう、と冗談半分(8割?)でS社長に言ったところ
「むしろこっちが本業にできるんじゃね?」
……ゑ?まぢですか?
そんなにあるんですか?
それはそうと何屋になるんだろう、私……
まぁ当面は兼業翻訳者のままで間違いなさそうだが。

今日「は」寒いの?

打ち合わせでS社を訪問。
「今日って寒いよね~」と声をかけられ、思わず「今日が寒いんですか?」と聞き返してしまった。
本当に家を出ていないのでここ数日の気候が実感できていなかったのだ。
「?」といった感じの相手に「引きこもってたので」とだめ押し。
だめなのは私の方なのは分かっているのだが。