上級試験は甘くない、のか?

TRADOS認定試験(上級)を受けてみた。
PDF資料と受験料(3回挑戦可能)で2万円也。
受かったとしてもマイナーな資格だし、とは思っていたものの。
2連敗
資料は全て読んだし、何も疑問を感じていなかったのだが
いざ試験問題を見ると「???」で全く進まない。
使わない知識は身につかないということか。
遠吠えをさせてもらえば、別にそこまでできなくても……な内容だった。
大規模プロジェクトの一員(翻訳会社の担当者を含む)にならない限り、
ファイルの共有やら権限設定やらに腐心する機会はない。
これまで何件かTRADOS指定で仕事をもらったことはあるが、
作業の共有も引き継ぎもした例しがない。
……あるいは英語が本業の人ならば必要な知識なのかもしれないが、
実際のところどうなのだろう。
使用歴5年で数件しかTRADOS指定の案件を受けたことがない。
大規模案件ですらせいぜいExcelの一覧表が訳語の統一用に回ってくる程度で、
翻訳資産(と言われているもの)の活用は専ら私個人の中でだけ行ってきた。
発注元が言及することといえば「繰り返し文節は30%(の報酬)ね」程度。
持っていることで収入が減る希有な技能……

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