進まない日

昼前にゲーム翻訳の案件が来た。
いつもと違うのは、ゲーム内の文字列ではないこと。
取扱説明書らしいのだが、前置きが長すぎてちとつらい。
普通、日本のゲームだったらストーリーに何頁も割かないのではと思う。
これでは文芸分野だ。
#そこの会社には工業分野で登録されている
元から知っている物語が背景なのでどうにか追いつくが、予備知識がなかったら、さぞや辛かろう。
漢文だらけ、固有名詞だらけで、しかも固有名詞が一般名詞とだいぶ紛らわしいのだ。
夕食後にどうにか作業が進み出したと思っていたら、時速換算1頁。
朝刊経済面が時速2~3頁であることを考えると、かなり手こずっている。
しかも報酬は朝刊の7割…経済的にはあまりおいしくない。
報酬と難易度に相関がない悲しさ。
結局こちらには引き受けるか断るかしか選択肢がない。
ま、内容が面白いのでよしとするか。

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