仮想文化祭

昨日はついったー上の同業者達がすごいことになっていた。
一人のつぶやきが次々と作品を呼んで、翻訳川柳が大流行。
私も最初のうちは面白がって連投していたが、それにしてもあちこちから出るわでるわ。
不平不満、愚痴、自嘲がどんどん五七五に切り出されてはつぶやかれる祭り。
よほど溜まってるものがあったのね、という感想もちらほら見受けられるが、それだけではないと思う。
発信(発散)したい気持ちと、いつも(140字)より厳しい字数制限(川柳ルール)とすぐ返ってくる共感の言葉。
そして皆さん言葉が商売なだけに秀逸な作品が多い。
同じ現象を同じ文字数でつぶやいても、詠み手が違えば表現は違う。
どこに焦点が合っているのか、どこを切り取りたかったのか。
中には失礼ながら風情のない切り方の作品もある。
詠まれている心象風景は暗いながらも、笑ってしまえる一句に昇華した作品もあった。
よく考え、よくまとめ、よく表現したものだと笑いながら感心することしきり。
やるよーと声を掛けた人がいるわけでもなく発生し、大流行した、とびきりの祭りだったと思う。

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