通信環境

一泊以上の外出になると、その目的に関わらず通信環境が気に掛かる。
近年はビジネスホテルの客室でインターネット接続ができることも珍しくなくなってきた。
接続方法が有線か無線かはほぼ気にならない。


他方、ビジネスホテルでないと、シティホテルでも温泉旅館でもネットにはありつきにくい。
環境によっては携帯電話の電波すら覚束ないので非常口の次ぐらいに確認している。
そんなところでぐらい接続せずにゆっくりすれば、という内なる声もありながら、落ち着かない。
外部的制約で接続できないのと、自分の意思で接続しないのとでは大違いだ。
自宅にいても何らかの障害でインターネット接続ができなくなることはままある。


そういうときの「保険」も兼ねて年明けにDoccica U300なる通信端末を買った。
そろそろ契約期限を迎えるので延長すべきか他を買うべきか考え始めている。
・ドコモのFOMA網に接続するので全国ほぼどこでも使える。
・通信速度300kbpsという制約がある。
・一応オプション契約ではあるがNTTコムの一部公衆無線LANにも接続できる。
・PCにUSB接続して使う。
把握している特徴はこの四つぐらいだが、どれにも特に不満はない。
いかんせん、月額3000円前後(オプションの有無で変動)の費用が高いか安いか。
他社の類似サービスに比べれば高いほうではない。
むしろ自分にそれほどの需要があるのかというおかしな問題に行き当たったのだ。
今のところ自宅外で仕事をする機会は滅多にない。
あっても出先のホテルやラウンジなど、ネット接続が別に提供されているところで済んでいる。
飽くまで自宅や出先での接続が確保できない場合の予備だとすると、必要性は低いのだ。
これが仮にPC専用でなく携帯電話としても使えたらもっと便利だろうか?
今の行動様式で所謂スマートフォンは必要だと思っていないが、あれば何か変わるだろうか?
必要性ではなく漠然とした期待感が財布の紐と戦っている今日この頃。

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