立場

権限を伴わない責任を負わされると最大限のストレスがかかる、と何かで読んだ。
こういうとき出典を控えていないのが些か悔やまれる。


閑話休題。
さしたるストレスというわけでもないのだが、権限範囲が不明な仕事に行き当たった。
作業の前後で出された指示があべこべなのである。
後出しジャンケンで完敗といったところか。
しかも確認してみると、相手が指示の矛盾に気づいていない様子。
プロジェクトの方針そのものまで私が判断すべきものでないことはほぼ自明だろう。
しかし、それが投げられてきてしまった。
致し方ないので、自分にできる範囲での対策を提案。
そもそもの方針が見えないのでAとBを仮定し
「方針Aならば変更箇所はこことここ、Bならばこちらです」とメールした。
本来ならこの(判断~立案)作業、編集者の担当範囲でなかろうか。
編集業務を請け負った覚えはない。
飽くまで末端の翻訳者として校正に協力しているだけのはずだ。
そのあたりの位置づけも作業指示もろとも覆ってしまったのか、把握されていないのか。
最初にきちんと詰めず安請け合いをした当方に非があるとまでは認めたくない。
問題はこの後どうするかに尽きるのだから。

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