不在

山あり谷ありとは言え、在宅翻訳は素敵な商売だと思う。
受注に至れば自分の世界で仕事ができる。
報酬や作業仕様にも(一応は)交渉の余地まである。
交渉までせずとも、諾否を自分で決められる。
そういう意味で、自分でできる仕事。


そうではなさそうな人々を、ここ数日でかなり目にしてきた。
華やかな大通りを1本でも入ると、文字通りそこかしこに転がっている。
蔑む気もないし、安っぽい優越感も覚えない。
誰もが何らかの事情あってそうしているのだろうし、幸か不幸かそれ以上の関わりもない。
ただ、ある人の目を見て心当たりにどきっとしたことは確かだ。
眼差しに芯がない。
自分はそうはなるまいと。
恐らくかなり最近の一時期はそうなっていた。
あるいは今でも続いているかもしれないが、意識できた以上は次があるだろう。
答えは降っては来ない。
簡単に見つからないのと、探すのを諦めるのは違う。
諦めて楽になるなら、それもありだろう。
そんなたまではないが。
自分で自分をどうにかしよう。ある線までは同じことだ。
それで溢れかえってしまったら…その時はその時。
考えて解決に向かう見込みのないことは保留するのも判断のうち。
書き連ねてみると当たり前すぎる事ばかりで閉口するが、整理できただけよしとする。

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