転入から一週間。近隣の様子も分かってきた。
そろそろ皆さんに転居ハガキを出そうかと思うものの、固定電話がまだない。
本来なら昨日できるはずだったのだが、やんごとない事情により期日未定となっている。
固定電話が鳴ることは滅多にないのだが、「信用」上まだ欠かせないものかと思っている。
実用上は年に1~2回の国際FAX送信ぐらいなのでコンビニでも事足りるのだが。
今回はケーブルテレビ回線を利用した固定電話を利用予定で、既に契約はしてある。
工事担当者も昨日やってきたのだが、肝心の回線が追いついていないのだそうだ。
電話として利用する帯域が確保できないと言われても、いまいちぴんとこない。
住戸単位の引込線の問題ではなく、住棟単位の分配機の古さによるものらしい。
こうなると一個の借家人はお手上げだ。
ケーブルテレビ会社が家主にかけあって設備更新をするとのこと。
設備更新には通常で1週間かかるが、ここの場合は更にかかるかもしれないと言われた。
まがりなりにもライフラインである固定電話が「かも」「多分」で契約どおり敷設されないとは。
さりとてNTT休止回線を再開させるにも工事と費用が要る。
費用だけならまだしも、見るからに宅内配線工事が必要なので回避していたのだ。
ケーブルテレビ配線ならすぐ使えるという話だったので、むしろ早かろうと思いこみ今に至る。
どこにも記載はないが「なんらトラブルがなければ」すぐ使える、の間違いだった。
幸い金銭面での追加出費は免れているものの、なかなか高い授業料だ。
通信そのものが「ベストエフォート」なのは承知していたが、まさか敷設までとは。