ショッピングなるものをしてみむとて

おしゃれ案件を数こなしている(らしい)同業の友人に服を見繕ってもらった。
予算や好みなどの提示条件は特になし。
客観的にどういう服が似合うのか興味があったので、自由に選んでくれるよう頼んでみた。


前にも書いた気はするが、服を買うのはほとんど通販で済ませてきた。
その背景も含め、依頼の経緯をざっと彼女に説明。
「ふうん、そうなんだ~。じゃあ私色に染めちゃっていいんだね?」
どうぞどうぞ、と笑いつつ最初の1軒に足を運ぶ。
色はこんな感じ、着丈はこのぐらい、と何着も当てては返すの繰り返し。
顔色が映える服の色なども教えてもらった。
どうやら自分で思っていたほど色黒ではないらしい。
「これだ!絶対かわいい!」という1着が見つかったものの、保留して他店も見ることに。


それから案内してもらったのが何軒か覚えていない。
勧めてくれる服の傾向と、押さえるべき点は掴めてきた。
「意外にもこれはありだ」という条件が次々と出てきて面白い。
それでも結局いちいち買うことはなく、参考程度に見て回ってばかりだった。
「これをお買いよ」と最初に断言されたのは、意外にもストール。
生まれてこのかた、首に巻くものの類はほとんど使ったことがない。
だからこそ勧められて余計に興味が湧いたというのもあるが、すんなり購入決定。
自らレジに運ぶ必要がないと知り、しばらくあっけにとられた。
それまでに習った内容をおさらいしながら最初の店に戻り、ジャケットを購入。
合わせて着るものの提案はお店の人もしてくれた。
ほぼ目を点にして頷くばかり。
聞いてみてよかった。


おやつの鯛パフェをつつきながら反省会。
今回の学習事項を踏まえて、合わせるものも揃えて行こうかなどと話したところ。
「次はメイクだね」
ぎくっ。

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