経験あってこそできたこと

先日の即席データベース作成もそうだが、昔取った杵柄とやらが妙なところで出てくる。
・メールで質問や価格交渉をするときの書き方は編集職の時に習った(本当に習った)。
・類義語の整理や文脈の抽出手法はシスアド資格を取るときに勉強した。
・ExcelやAccessの方法論はパソコン番をしていて覚えた。
・誤解されにくい表現方法はコールセンターの裏方で聞いた。
無論こうしたものが必ずしも正しかったり強力だったりする訳ではないが、
その道理さえも経験あってこそ理解(納得)できるような気がする。

分類業務も楽ぢゃない

先週の出張の成果?で、ここ1週間ほど副業のキーワード分類をしている。
ひたすら大量なのでいつまでかかるかの見通しすらたっていない。
1問あたり最大5つの回答が入っているので、分類も5倍とは行かないが、かなり手間暇かかる。
縮めて伸ばして切り貼りして、と、うにうにやっていられるうちはよかった。
ときどき1つの回答欄に複数の答えを書いている人がいるので、押し出したり切り貼りしたり。
と、佳境でなかなかの難関にぶち当たる。
「前問で最初に回答したもの」についてという質問が5連発。
この「もの」は当然?回答者によって違うので再分類が必要なのだ。
Excel上での切り貼り作業では我ながら信頼性が担保できないので、
急遽該当データをAccessに読み込んで関連づけ→再構成→出力する仕組みを作った。
しかも再分類対象が未定なので任意のものを選べる仕掛けつき。
自分が希少な人材だとは思わないが、こんなことする翻訳者は少なかろうと思う。
あるいはもっと賢い方法があるような気がしないでもない。

本業そっちのけ?

日曜に旧友の舞台公演があったので、ついでに副業がらみの出張もしてきた。
月曜より火曜の方が相手を捕まえやすかったので2泊。その間に別の友人宅を訪問。
いざ私に頼みたいという話を聞いてみると。
今回は思いのほか受注量が多く、本業をしている場合ではないかもしれない。
何しろ普段から仕事の速さを激賞してくれている相手が「10日ぐらいまで時間もらえる?」である。
そんなにあるなら優先しますよ、と概要の説明を聞くところまで打ち合わせしたのだが。
……社長、データまだですか。
本業の引き合い真面目にさっき断りましたよ。

迷惑なメール

午前3時前に携帯メールの着信で飛び起きた。
見ると某米国系翻訳会社の引き合いだったのだが、とても引き受ける気にはなれなかった。
安眠妨害で不機嫌になったこともさることながら、リスクが高いのである。
・一斉送信。特に私宛という訳ではない。最近この手の引き合いは流すことにしている。
 この会社の場合報酬は交渉しないようだが、合い見積りを取っているようなものだ。
・自称至急案件。ただし(しかも)「not yet confirmed」つまり発注は未確定。
 後ろがばっさり切られているのにいつ着手できるか分からない。
報酬は安くはなかったが、上記のリスクを背負ってまで引き受けたいほどでもない。
こちとら更に為替リスクもあるのだ。
そしてこの送信元に叩き起こされたのは初めてではない。
着信音(振動)だけでも止めねばと思って携帯をいじったが設定はできない模様。
やむなく迷惑メールフィルタをかけることにした。
いわゆる「迷惑メール」ではないのだが、実際に迷惑なのだから仕方がない。

以上、時差不幸自慢。

トラドスの「と」

TRADOSの入門サイトを目指して(というほどエライコトをするつもりはないが)
新しいブログを作ってみることにした。
トラドスの「と」
何のアフィリエイト(小遣い)にもならないが、興味のある人に見ていただければと思いつつ。
癖があってややこしいソフトなので、うまく噛み砕けるよう検討中。

TRADOS翻訳の進捗確認

慣れもあって私はWord+TRADOSで翻訳作業をしていることが多い。
ただ進捗がページ数でわかりにくいのがちょっとした悩みだった。
そもそもが数枚ならば悩むまでもないが、TRADOSが威力を発揮するのはもっぱら長編。
いかんせん、画面上は原文と訳文が交互に並ぶ表示となるため
Wordでのページ数表示が3~5割増しになってしまい結局どこまでやったのか分からなくなる。
今回とある大規模案件で60枚が104枚まで膨れあがっていたのだが、
実はWordの「印刷プレビュー」機能ならばページ数が正確に表示されるということに気づいた。
作業中の文書を印刷したことがないので知らなかったが、
TRADOS処理した原文は「訳文を生成」しなくても印刷されないようだ。
したがって、印刷プレビューでは「訳文を生成」と同然の表示になる
すなわち
「印刷プレビュー」画面において
総ページ数-訳文のみ表示されるページ数=残り原文ページ数

知っている人には馬鹿げた問題であろうが、私にはちょっとした発見だった。

もっと厨みたいに変換してくれ

#「厨」とは2ch用語で、中学生やマニアを指す侮蔑語(ここでは侮蔑の意味はない)。
普段お堅い工業規格ばかり訳している私が、オンラインゲームの翻訳を受注した。
頭があったら撫でてやりたいぐらい賢い日本語変換ATOKは普段の癖を学習しているため、
どうも変換結果が堅くて修正に手を焼く。
「拳闘士」が「検討し」……一般には誤変換でないだけに大変だ。
だというのに「もえくるう」を変換したら何故か一発で「萌え狂う」だった。
……そんな変換したことないのに。どこで何を学習しているのだ。
ATOKに頭があったらすりつぶしてやりたい。

金融危機の影響

米ドル小切手を受け取ったので換金に行ってきた。
額面はたったの30ドル。
手数料が1000円(こちらは円建て)なので手元には1500円そこいらしか入らない。
#円にしようとしなければ30ドルのまま残るが、いつまで塩漬けにしたものか。
それどころか。
いつものように入金手続きを進めてくれた窓口の人が、
微妙な表情で私の目を覗き込んできた。
「小切手取引のご経験は……」ありますよね?と訊いている。
「何度かありますが」
「万一ですが、不渡りが出た場合、5000円頂きますがよろしいですね」
「……ええ」
不渡りの可能性に言及されたのは初めてだった。
流石に世界でも屈指の規模を誇る翻訳会社が相手なだけに杞憂だろうとは思うが、
働いた上にその入金が遠因で損をするとな。
次から振込指定しようかしらん。手数料負担が心配で回避していたのだが。

上級試験は甘くない、のか?

TRADOS認定試験(上級)を受けてみた。
PDF資料と受験料(3回挑戦可能)で2万円也。
受かったとしてもマイナーな資格だし、とは思っていたものの。
2連敗
資料は全て読んだし、何も疑問を感じていなかったのだが
いざ試験問題を見ると「???」で全く進まない。
使わない知識は身につかないということか。
遠吠えをさせてもらえば、別にそこまでできなくても……な内容だった。
大規模プロジェクトの一員(翻訳会社の担当者を含む)にならない限り、
ファイルの共有やら権限設定やらに腐心する機会はない。
これまで何件かTRADOS指定で仕事をもらったことはあるが、
作業の共有も引き継ぎもした例しがない。
……あるいは英語が本業の人ならば必要な知識なのかもしれないが、
実際のところどうなのだろう。
使用歴5年で数件しかTRADOS指定の案件を受けたことがない。
大規模案件ですらせいぜいExcelの一覧表が訳語の統一用に回ってくる程度で、
翻訳資産(と言われているもの)の活用は専ら私個人の中でだけ行ってきた。
発注元が言及することといえば「繰り返し文節は30%(の報酬)ね」程度。
持っていることで収入が減る希有な技能……

不思議な課金単位

Proz経由でドイツの会社から登録のお誘いがあった。
登録事項には連絡先情報のほか、言語別の専門分野と最低料金の単価がある。
この単価の数え方が「1行=原文55文字あたり(料金)」だそうなのだが、
中国語はともかく英語の文字あたり料金なんぞ考えたこともなかった。
1ページあたり、1語あたりのいずれかしか聞かれたことがない。
とりあえず自分のCV(英文職務経歴書)が何語で何文字なのか数えてみる。
単純平均6.8文字/語だった。
1語単価に55をかけて7で割って……だいぶ小さい数字だが大丈夫だろうか。
中国語の2割もないが……これで「英語は例外で1語単位」とか言われた日にゃorz