おまぬけ。鍵を部屋の中に封印してしまう。

無難に一日が過ぎたなぁと思いつつ部屋に帰り、鍵を開けようとしたら…..ない!
学食に置き忘れたんだろうか、それとも買物をした店でなくしたんだろうか?
もし外でなくしたなんてことになると部屋が改装される大変な騒ぎになりかねない。
我ながら一瞬で血の気が引くのを感じた。しかし持って歩いた記憶も今一ない。
小雨っぽい中を学食へ走るが、ない。これは管理人のおっちゃんに訴えねば!
しかし、おっちゃんの返事は「合鍵なら購買で二十元」…..手元にはないという。
購買で売っているという意味ではないらしい。購買の隣にいる門番にお金を渡せというのだ。
門番に部屋の鍵がないんだと言うと部屋番号と名前の照合をされた。
それだけで合鍵をくれるんだから怖いと言えないでもないが、背に腹は代えられないのでもらう。
門番いわく、二十元は押金で本鍵を見つけられたら合鍵と引換えに返すという。
しかし本当に見つかるものなのか自信はない…..ともあれ帰って探すのみ!
合鍵で扉を開け、入って明りを点けてみると…..あった。授業に出る時の鞄と一緒に。
学食に行くだけだからと財布だけ抜き出して、鞄ごと封印してしまったことになる。
鍵は鞄に入れたからと安心していたのが間違い。鞄は持たなかったのだから…..。
そもそも鍵がなくても施錠できる扉の作りに納得が行かない、と言っても無駄だろうか。
聞いたところによると、同様の事件は日常茶飯事だそうだ。何てこったい。

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