財経の子と連絡先交換。今からお名残り惜しやの空気。

我々ここの留学生にとっては連休中の一日だが、普通の大学生にはただの日曜日である。
いつもと同じように財経の彼女は現れた。が、用があるというので学習開始は四時にずらす。
日本語の上手な彼女には本当に解らないことばかりを聞いているので、所要時間は意外に少ない。
まして今週は授業があったわけでもないので新たな疑問も余り湧いてこなかった。さくっと終わる。
余りに早くお互いの用が済んでしまうと、だいたい雑談をして過ごすのが恒例である。
先週のテストがひどかったの何のと日本語まじりの中国語であれこれ喋ってみる。
冬休みの話題になって、自然と私の帰国日程が出てきた。早いので彼女も唖然。
半年で帰るとは先に言っておいたはずだが、それでも何となくきまりが悪い。
「初めてできた日本人の友達なのに…..」と彼女が言うので、住所を書いてもらった。
手紙ぐらい書こうと元から思ってはいたのだが、連絡先を何故か今まで聞き忘れていたのだ。
彼女は電話番号まで書いてくれたので、私も実家の住所に電話を添えて書いた。
でも電話することなんて多分ないんだろうな…..ただでさえ電話が苦手な私に限って。
そして二人でしんみり。でもオチはちゃんとあった。おとしてしまった(笑)。
「中国語の作文うまくないけど御免ね」「…..あたし日本語できるってば」

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