営業活動

私の翻訳稼業は基本的に受け身である。
口を開けて仕事が降ってくるのを待っているようなものだ。
多少の危機感を覚えつつはあるものの、急募案件が出ていないときはそんなもの。
唯一しているのが翻訳会社への求人応募。売り込みとも言う。
中文和訳が専門なため日本の会社にしか自分では売り込まないが、
たまにTradosの登録情報を見てメールをくれる海外企業もある。
以前は急募案件のみ応え、「登録翻訳者募集」は無視してきた。
英語で対応するのは疲れるので最低限にしておきたいからだ。
しかもたいていは英文和訳の登録募集なので、採用されても嬉しくない。
#そんなこといつまで言っていられるか自信はないが。
今回もらったメールは登録翻訳者募集の旨なのだが、発信元が上海だった。
募集しているのも中文和訳とのことなので、初めて応募書類を作成することに。
それにしても自己紹介を英語で書くのは何かむずがゆい。
中国の会社だったら中国語で書かせてくれとも思う。
ありったけの経歴を並べては消して、体裁や書式を整えて、気がついたら3時間経過。
履歴書や経歴書の整理をしたことがあってすら3時間もかかっていた。
英語どうこうの問題ではなく、売込みが難しいということだと思う。

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