TRADOS最新版の敷居

TRADOSの最新版「SDLTradosStudio2009」を導入することにした。
先行予約キャンペーンとやらで一ヶ月ほど前に2007Suiteへアップグレードしていたので、最新版配信開始の通知が届いた次第。


TRADOS製品のアップグレードは何度かしているので、特に何も意識せず始めたところ。
・最新版の配信ページでライセンスの返却を要求される
 しかも返却は専用ソフト「Licence Manager」を使う必要あり。
 元からセットにあると言えばそうだが、起動方法ぐらい配信ページで案内してくれても……ねぇ。
・インストールを開始しようとすると2007Suiteの削除を要求される
さらに、新製品を起動してみてびっくり。
・Studio2009では昔の翻訳メモリを参照できない
 翻訳メモリのアップグレードとかいう作業で要はファイル変換する手間がかかる。
 そこまではいい。が。
・翻訳メモリのアップグレードにはTRADOS2007を要求される←いまここ
 ……消せって云ったのあんたらぢゃん


泥沼はさらに続く。
・ファイル配信ページの「最新のアップデート」にあるTRADOS2007の最新ファイル
 「SDLTrados2007_FL_SP2_835_Patch.exe」は
 名前がSP2なのに、パッチしか含まれていない。
 ええとSP2本体はどこに……
 正解は下~のほう、「お客様が購入したダウンロード」から
 「SDL Trados 2007 Freelance 」を選択するとようやく「SDL Trados 2007 Freelance (サービス パック 2 を含む)」に出会える。


同じ目に遭っている利用者は複数いるのでは。
ぃゃ最初から「SDL Trados 2007 Freelance (サービス パック 2 を含む)」を見やすいところに置いてくれ。


まとめ
「SDL Trados 2007 Suite Freelance」先行予約で「SDLTradosStudio2009」を手に入れた人は、
1.「SDL Trados 2007 Suite Freelance」を削除する(バックアップも重要)
2.「SDL Licence Manager」を起動してライセンス変換処理をする
3.「SDLTradosStudio2009」をインストール
4.「SDL Trados 2007 Freelance (サービス パック 2 を含む)」をインストール
…..このたった4行の情報が、何故公式にないものか。

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