業界の景気

月初に某取引先社長の談話で、流石に今般の不景気は翻訳業界にも来ていると聞いた。
なんでも、かつては聖域だった大企業各社の研究開発費が削られたあおりなのだとか。
……と言いつつその会社、半月規模の案件を2件目よこしたところなのだが。
まあゲーム翻訳は性格が違う、と言われても分からないでもない。
オンラインゲームは固定客がいる業界だということか。


一方、某海外取引先が「業績好調につき翻訳者紹介キャンペーンを実施」なるメールをよこした。
紹介した人材が採用された場合、社員なら初任給の一割、登録翻訳者なら100P分の報酬だとか。
そこの社員は電話でもメールでも優秀そうな空気を滲ませる人物ばかりだが、なんとも羽振りのいい話だ。


かくして私個人にはあまり景気の影響が及んでいる実感がない。
受注量の変動は元からあるし、月単位で数えるほど大きな波があるわけでもない。
尤も、変動を抑えるべく随分あちこちに登録してはいるのだが。

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