吉祥寺「有職たい菓子本舗 天音」の支店らしい。
つぶあんと白あんがあり、一つ168円也。
鯛焼きで消費税を納めるほどの売り上げが?と思ったら製造者が阪急百貨店だった。
それにしても、大阪で売るからって「東京鯛焼」なるのれんはいかがなものか。
士林夜市の「大阪焼」を思い出してしまう。
店頭在庫は保温していないらしく、注文したら一つを焼き型に戻してあぶってくれた。
「はね」が特徴だという。はね、とは、このバリのようなものだろうか。
確かにこのバリのようなものはカリカリしている。ただし中心に近いほど微妙な柔らかさ。
あんを引き立てるためなのか、薄めに焼くためなのか、生地にはあまり味がなかった。
甘くふわっと香りの立つ庶民派とは違うようだ。
つぶあんは文句なしにうまかった。
黒糖が利いているのか、こってりした甘み。食感はむしろさらっとしていた。