衣類をひととおり片付けたので、食器類の梱包にとりかかった。
転居日ぎりぎりまで使いたいものも当然あるが、考えてみれば知れている。
あと1週間、2人で使うものだけを想定して残せば足りる計算だ。
冷蔵庫の中身をできるだけ空にすべく、今週の献立はあらかた決めてある。
そうすると、おのずと必要ない食器は浮かび上がってくるものだ。
色々な要素が相前後して絡んでくるので、たかが梱包と言えどそう単純ではない。
視点を決めて関係者の行動を整理する必要がある。
とまあ、難しく考え出すときりがないのもまた事実。
時間は限られている。できるだけ効率よく、疲れないようにこなさねばならない。
何しろ搬出まで辿り着いてようやく半分。
新居で日常生活を再構築できるまで、片付いたとは言えない。
今のうちに考えておくべきこと、考えておきたいことの整理はついた。
想定できる限り手配の類も済ませた。
あとは実践あるのみ、のはず。
無論、その時々の現実に合わせて計画やら予定やらは修正しつつであるが。