お恥ずかしい話、十分な分量と時間を与えられた案件には慣れていない。
たいてい納期が数日以内なので進捗は一気呵成に訳すだけで必要十分だった。
現行を上書きしていく枚数と残り枚数を目で追えば進捗はおのずと分かる。
今回はあまりに勝手が違うので、進捗計算用Excelシートを作成してみた。
普段はWordのページ数表示で進捗を把握しているが、今回は目を疑った。
合計枚数は6枚増えたのに残り枚数が2枚しか減っていない状況に直面したからである。
日本語は中国語より長くなるものだが、倍も違うことは普通ない。
どうもWordのページ数表示が頼りないので、文字数の差分を捉えてみることにした。
開始時刻、終了時刻、開始時の全文字数、終了時の全文字数を記録。
それぞれの差分から1時間あたりの処理文字数を算出し、推定残工数も出してみた。
計算の信頼性は確保できたが、数字は芳しくない。
このままでは自分に珍しく納期ぎりぎりになる恐れがある。
考えてみればまだ序盤なので、追って調べ物が減り多少は加速する見通しもあるのだが。
あまりまめに記録して一喜一憂するには及ばないのかもしれない。
なにぶん慣れていないので試行錯誤だが、数日やってみれば感覚が掴めるだろうか。