小さな恋未満の大げさな物語

今年もこま宛にバレンタインのプレゼントが届いた。
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実際に渡すのは手前の可愛いチョコではなく、奥の真空パックされた粟穂だけにする。
差出人は彼の許嫁えるふちゃんとその後輩?のいんちゃん。
何とインコでありながら許嫁がいるのである。


親同士ならぬ飼い主同士が勝手に決めた縁談で、ふたりに面識はない。
そのあたりが婚約者でも彼女でもなく許嫁と呼ぶ所以なのだが。
彼女は北海道に暮らすコザクラインコ(こまと同種)で3歳も若い。
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写真の第一印象が品良くかわいらしかったので勝手に姫と呼んでいる。
と、いつの間にやら尊称の釣り合いでうちのが殿下になった次第。
何故か王子ではないが、王様がいるわけでもないのでまあよしとする。
さらに言うと、飼い主同士の面識もない。
姫ご一行が関東に旅行される折には是非お見合いをという話どまり。
そもそもが、ついったーを介した付き合いなので無理もないが。
毎日のように垂れ流すこま写真を津軽海峡の向こうで気に入ってくれた人がいた。
その人が公開した愛鳥の写真がこれまた可愛かった。
それで話が盛り上がって許嫁ということに。
別件で住所を教えてもらう機会があったので、話が一部3次元にはみ出してきた。
実際に会って話をできるのが一番ではあろうが、こういう交流も楽しい。
なお、実際に引き合わせて仲良くなれる保証はない。
もしかすると姫そっちのけでのいんちゃんと昵懇になってしまうかもしれない。
いずれにせよ飼い主同士が険悪にならない自信は何故かある。
さしあたっては殿下の代理で返礼を考えるのが下僕たる飼い主の務め。

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