お見合い狂想曲

何とこまの許嫁えるふ姫(写真右)がやって来た。
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のいんちゃん(同左)、飼い主さん共々3泊ほど拙宅に滞在し、いざ「お見合い」。


飛行機では貨物室に預けるしかないので顔を見るまで心配だった。
専用サービスで空調は確保されているようだが、荷扱いが丁寧とは限らない。
まして世の中ペットと言えば犬か猫、肉食獣が大勢である。
同サービスは自分も数年前に1往復だけ利用したが、故に気が気でなかった。
小さな賓客の元気な姿にまずは安堵。
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姫は目のぱっちりとした美女なのだが、想像以上に活発でなかなか撮れなかった。
見知らぬ環境でパニックという感じではなく、上機嫌で大騒ぎ。
コザクラインコだけに気温が高いと嬉しくなってしまうのかもしれない。
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のいんちゃんも遊び回ってはいたが、意外なほどカメラ目線が上手だった。
一方で肝心のこまはというと。
いつものとおり籠から出ては来たものの、私に貼り付いてあまり動かない。
自宅だというのに緊張で震え、怯えた表情をしていた。
粟穂を食べているところに姫が飛んできて早速の接近かと思いきや不発。
色気より食い気らしい姫に追い払われてしまった。
こまのおやつだったのに。
尤も相性の悪いコザクラインコ同士では流血沙汰になるらしいので些かましだ。
お互い近づきはしないが、それほど嫌いではないらしい。
一方を放鳥していてもう一方の籠を侵犯するような問題も起きなかった。
逃げる男に追う女という形で人の肩幅程度の距離が保たれたままだが。
縄張りを主張して追い出しにかからないこまがあるいは偉いのかもしれない。
「ふたり」の最接近は都内某所のカフェにて。
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種類の違うインコも交えてのオフ会でのひとこま。
カフェ常設の「粟穂バー」で好きにおやつが頂ける、らしい、が。
この後またこまが姫にびびって飛び去ったのはほぼお約束。
「3日ぐらいじゃ足りないのかな~。お見合いに通わなきゃ?」

“お見合い狂想曲” への2件の返信

  1. 勝手気ままで自己中心的な性格だと思っていたのが実は人見知りの鳥見知りで、飼い主もびっくりです。「一人っ子らしい」と評価されたこともあります。

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