先に渡されていた本とは別の教材を使った授業だったので、予習は徒労に終わる。
教科書の本文は至って分かりやすく何の問題もないのだが、指名されると答えられない。
何故なら、頭の中が大阪弁で動いているから…..やばいでこれ。
でも何とか先生の言っていることは聞き取れるので、この学習班に残るべきか迷う。
本は簡単だし、話は聞けば何とかわかるが自分の思っていることを表現できない。
少ない語彙でどうしましょうかと先生に尋ねたら、「慣れりゃ何とかなるさ」とのこと。
教科書は分かるかと聞かれて頷いたら、「じゃ上の級に移る?」って…..逆ぢゃあ(泣)!
在学期間の長い学生ばかりの班らしく、なじみにくさを感じながら帰宅。
ところが、お昼にでもしようかと外に出たら同じ班の人に行き当たった。
なじみにくくてどうしましょう、と問い掛けたところで意気投合。
よくしたことに、彼女は何と三国志関係のライターさんだった!
「こういう話ができる相手いなくって」と喋り出したらかれこれ三時間。
彼女の三国志部屋も見せてもらい、更に友諠商店(外国人御用達百貨店)で買い物する約束までする。
こういう人に出会えてしまうと、必要以上に安心を感じてしまう私である。
名前はちゃんと聞いたが、敢えて”師匠”と呼ばせてもらうことにした(笑)。