「僕は前向きだとか楽天的だとか言われるけど、ママ上(※)の言動の影響かなぁ」とダンナが言う。
※識別のため、我が家ではダンナの母はママ上、ヨメの母はハハ上と定義している
例えば、ダンナがケーキを焼いて持って行ったとき。
飾りの仕上がりに不安を持っていたのだが、そこに言及はなく、「ふんわりして美味しいやん」との評価だった。
ダンナ曰く、ママ上は欠点をいちいちあげつらわないらしい。
そして褒めるべきポイント「ふんわり」と「美味しい」を探し出して、それしか言わない。
彼女はケーキ作りが得意なので、どうすれば良かったかを訪ねたら色々と教えてくれた。
しかし彼の「失敗」を指摘することはついぞなかった。
何につけ、子供のしたことを評価する態度はこんな感じだったという。
なるほど「褒めて伸ばす」というのはそういうことだったのか。
私は、改善点を指摘したほうが本人のためだろうと思ってしまいがちだ。ちと反省。