旅行社を訪ねる。騙したのは誰だ!

来週テストの打ち上げに杭州旅行をするため、切符の手配をする段になった。
『地球の歩き方』によると、北京西路の国際旅行社に行くと日本語が通じるとある。
また、切符の手配もやっていると確かに書いてあったので疑いもなく師匠と出かける。
と、日本語のできる人に会えたはいいが「切符はここではとれない、金陵東路に行ってくれ」と言う。
ふに落ちないながらも言われた通りまた行ってみると、今度は「切符は四日後までのものしか売れない」。
すなわち来週また出直せという。売っていないものは仕方がないので引き下がった。
本には一週間前から予約できると書いてあるからわざわざ来ているというのに!
何もせず帰るのも癪なので、師匠につきあってもらって母のお使いをすることにした。
漢方の外用薬を友達に頼まれているので買っておいてほしい、というものだ。
南京東路に医薬の百貨店を名乗る所があるので訪ねてみると一発で買えた。
そして引き返す途中ふと道の対岸を見ると、ここにも国際旅行社がある。
しかも切符を扱っていると看板あるので、だめもとで入ってみた。
聞いてみると、切符だけでは売れないが宿の予約と一緒になら受けつけるという。
何とも理不尽な話だが、二度手間になるよりはましなので両方やってもらった。
そして、この一件のオチ。受け取りは北京西路の店で、だそうな。何てこった。
じゃあ最初の相手に粘って同じ条件を出せば交通費を無駄にすることはなかったのか?!
これって中国人にしてやられたんだろうか。本に騙されたんだろうか。

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