春のとりまつり

つい友さん二人と、大和郡山市で開催の「春のとりまつり」へ行ってきた。
(写真は携帯百景にて)
100個ぐらいの鳥かごが所狭しと並べられ、投票を待っている。
鳥の種類ごとに部門が分けられており、部門ごとに投票するための券片が16枚綴り!
16あった部門のうち1~3が十姉妹という、かなり不思議な出品の偏りだった。
しかも文鳥が鳩といっしょくたに「その他」部門…文鳥の方が一般的に人気なのでは。
違いすぎたり似すぎたりでどの部門も甲乙つけがたい難しさ。
投票基準が「気に入った子」だそうなので、結局どの部門も元気のよさで投票してしまった。
何しろものすごい人出なので、じっくり見ている余裕がない。
中でも目を引いたのは「ペンギン」という品種名?の錦華鳥。
くっきり色分けがされていて、美しいというよりかわいらしかった。
顔が白い錦華鳥もなかなか面白い(だじゃれでなく)。
不思議な色というと、美声インコの「プラチナ」という色目も美しかった。
灰色がかっているのではなく、うっすらと、ごくうっすらと青みがかっている。
名前の通りさえずりも美しいし、観賞用とはこういうものを言うのだろうなと感心した。
かれこれ一時間半ほど滞在して退場。
小鳥がもらえる抽選会が午後にあったようだが、目の毒なので?回避した。


会場までの往復は長かったが、ずっとお喋りしていたので退屈はしなかった。
お二人とも私よりずっと小鳥に詳しいし、愛情も深い。
道の長さを実感したのは専ら足の裏だった。
歩き疲れではなく、電車立ち疲れ。
大阪から奈良まで立って乗るのは意外に大変だった…。

本州と九州を往復

下関の「海響館」を見るべく、関門海峡を渡った。
行きは門司港駅すぐそばから「やまぎんレトロライン」で関門人道トンネルへ。
学校行事らしく、夥しい高校生とすれ違った。
何か約束事があったのか、私が散歩する人のような格好だったのか、数人が声を掛けてくれた。
福岡県と山口県の県境で飛び跳ねながら記念撮影する一団に少しなごむ。
下関市に上陸してすぐバスが拾えたので、そのまま唐戸市場へ。
目的地は海響館(水族館)なのだが、数時間うろついてもいいように軽く腹ごしらえ。
隣のカモンワーフで「源平太鼓」なる変形お好み焼きを買った。
今川焼の型で目玉焼の上にお好み焼き(エビ玉)を重ねる濃厚な軽食。


海響館は、親しみやすく水棲生物を紹介するという姿勢がとても分かりやすい掲示で溢れていた。
暦の上では平日であるおかげか、さほど混雑もしておらず、快適にゆっくりと観覧。
意外にも2時間弱で見終わってしまった。
ペンギン村なる別棟施設がお目当てだったのに、何故か途中で順路に逆らってしまい1階にたどり着けず。
ぐるぐると回り道をしてようやく亜南極海ペンギンの水槽に到着。
地下階からは水槽を仰ぎ見ることができる面白い構造だった。
むしろ水槽内のアクリルケースを人間が通ると言った方が正しいかもしれない。
足元も透明なので、泳ぐペンギンを真上しかも至近距離から見ることができた。
深さ5mはあろう水槽を、ジェンツーペンギンとオウサマペンギンが縦横無尽に舞う様は壮観そのもの。
あまりの速さに撮影できなかったのが玉に瑕か。


帰りは関門汽船で海響館そばの桟橋から門司港へ。
揺れているのも気にならないほどの短い時間で九州に戻ってしまった。
歩き疲れていたので、門司港地区の観光は特にせず博多へ撤退。
移動そのものが楽しめる旅だったので、よしとする。

博多はどこまで明太子なのか

小旅行で博多に来ている。
ご当地アイスを試食するのが趣味なので、今日も期待していたのだが。
博多駅を何周しても、どこの店を覗いてもアイスを売っていない。
百歩譲ってご当地ものでなくとも、……ない。そもそもの取り扱いがなかった。
大型のキオスクに行っても、ショーケースは冷蔵ばかりで冷凍のものがない。
やっと冷凍ショーケースを見つけたと思うと、必ず明太子が鎮座している。
いくら何でも全部が明太子とはやりきれない。
新幹線などでの移動中にアイスを食べようなどといった需要は考慮されていないのか?
それとも博多(九州?)の人々にはそもそも需要がないのか?
この夥しい明太子たちは何割が売れるのか?
夢に出てきそうだ。

飛騨~美濃路の旅

朝風呂の解禁時刻に旧友を叩き起こし、大浴場へ。
夕方や夜に入った時より確実に混んでいた。みんな朝風呂が好きなのね。
殊に今朝は未明の雨で山々が春霞よろしく煙って見えるので眺めがよかったからか。
寒いと思いながらも露天風呂に挑戦する甲斐はあった。
暖を取るならしゃがめばいいだけなので、むしろのぼせにくくていい湯加減に。


朝食バイキングで和食を堪能した後は、身繕いを済ませて近所の朝市へ。
漬け物から花瓶まで、小さいお店が色々と10軒ほどならんでいた。
何故か五本指靴下が市価より安かったので、土産としてでなく購入。
旧友は試食で気に入ったらしく大瓶の蜂蜜を買い込んでいた。
直後に私も漬け物を買ったので、時折ぱらぱらと雨に打たれながら重い荷物を抱えて宿へ。
チェックアウトの段になって優待券を出したら、本来チェックイン時に出すべきものだったらしく処理に時間がかかってしまった。
それでも規約どおりに拒絶せず割引を適用してくれたフロント係の人には感謝。
彼は更に「せっかくですから」と当地のグルメマップらしきものを出してくれた。
まずは礼を言ってその用紙を受け取ったが、次の電車で出るにはそんな時間などない。
バタバタと小走りで駅まで移動し、かなりぎりぎりで乗車に成功といった間合いだった。


美濃太田まで戻ると、旧友が美濃市まで車を出してくれた。
「うだつの上がる町並み」なるものがあると聞いて「上がるの?」と驚き、実際に見せてもらうことに。
うだつ.jpg
大辞林 第二版 (三省堂)によると「うだつ」=「うだち」で、
うだち 【卯建】
(1)梁(はり)の上に立てて棟木(むなぎ)を支える短い柱・つか。うだつ。
(2)民家の両妻に屋根より一段高く設けた小屋根つきの土壁。
  また、これにつけた袖壁をもいう。家の格を示し、装飾と防火を兼ねる。
美濃市の「うだつの上がる町並み」は(2)の方だった。少し納得。
江戸時代からの古民家を保存し、観光地化している静かな通りをしばし散策。
美濃和紙やその工芸品を扱うお店が古民家の風情と似合っていてなかなかよい眺めだった。


その後、いったん彼女の家に戻って運転手をご主人と交代。
桜並木がきれいだったはず、との彼女の提案により犬山城に連れて行ってくれた。
着いたのが4時半頃だったのでお城そのものに立ち入って見学するのはやめておいたが、
城下町?を歩いてまたまた古民家を見物。
流石にソメイヨシノ並木は来週ぐらいかと思われる蕾だったが、エドヒガンという種類の桜はきれいだった。
TS3O0008.JPG
温泉、温泉街、遠景の山、渓流、美濃の町並み、犬山城の桜と味わって大充実。
期待していたよりずっと楽しい時間は、気がついたら終わっていた。

女二人旅

初めて家族以外の人と二人旅。
岐阜(美濃)にいる旧友と下呂温泉で一泊した。
まずは高山本線が二両編成のワンマンカーであることに軽く驚きつつ、渓谷を眺めながら下呂へ。
ここ数年ごぶさただったので、昔話どころか近況報告だけで移動時間が全て潰せた。
自宅を出るとき肌寒かったので羽織っていたフリースは明らかに場違いな暑さ。
風が吹けば爽やかなのだが、山のせいか日差しが強く感じる。
やや早く宿に着いてしまったがチェックインは受付時刻より20分ほど早く対応してもらえた。
部屋に荷物を置いて、温泉街を散策。
のはずが、ちょいと足を伸ばしすぎたのか気づいたら二時間ほど歩いていた。
飛騨川の水際すぐそばに整備された遊歩道が気持ちよく、いくらでも歩けた感じ。
宿に戻って汗を流しがてら大浴場を満喫。
アルカリ性のとろっとした泉質はとても好みだ。
いつもは一泊で一度か二度しか入浴しないという旧友も気に入ってくれたらしく、食後にも二人で温泉三昧。
一休みしていたら温泉街での花火が見下ろせてお得な気分だった。
土曜の割に宿(の大浴場)が空いていたのが一番ありがたかったが、ひねもす何をしても楽しかったのでめでたしめでたし。

使えん

台湾へ(本を買いに)行くべく、関空に来ている。
廃港が心配になるほど人の姿が少ない。人口密度で言うと月曜の神戸空港以下だ。
まあチェックインやら保安検査やらが待たされず利用できるのはありがたいのだが。
少し驚いたことに、出国審査前に利用できるPCコーナーがない。
1回100円のデスクトップ端末は何カ所かにあるのだが、異国の人々しか使っていなかった。
#尤も私は関空クラブカードなるものを持っているのでクラブラウンジを使うまでなのだが。


出国審査を経て南ウイングの中間駅まで来ると、やや垢抜けた事務机のようなものがある。
「情報コーナー」なる名前で、デスクトップ端末4台とノート端末持ち込み用らしき席が2名分あった。
……ラウンジのほうがいくらか好環境かと思い、カードラウンジ「金剛」に入ってみると、
何この人口密度。
しかも高齢化。(他空港比)
おつまみを囓る音やらスープをすする音やらがうるさく、むしろ落ち着けない
きっとやんごとない人々は航空会社ラウンジなのね(ため息)。

旅の手配

中国の本は取り寄せる方法が確立できたものの、台湾の本はいまいち手に入れにくい。
繁体字圏(香港・台湾・マカオ)では出版物を互いに流通させているようなのだが、日本へ取り寄せとなると、どこからも送料が高く付いて割に合わない。
高い費用を払って中身が除けない通販に頼るより、自分の足で探した方が得ではという気がしてきた。
もともと旅行をするのは好きなので、早速ながら年明けに出かける手配を検討。
JTBの海外旅行商品を見ようとしたら、トルノスなるグループサイトを発見した。
今回はJTB本体のツアーで間に合ったため利用しなかったが、トルノスはかなり便利(そう)だ。
・格安航空券、正規料金航空券いずれの手配もできる
・各種航空券の空席状況が分かる(空席ありの便しか検索されない)
・同内容のパッケージツアーがあればそちらの空席も表示される
・宿泊先の選択肢が広い
これだけの機能があれば、一人旅でもかなり合理的に設計、手配できる。
えてして手配旅行(自分で交通手段と宿泊先を手配するもの)はパッケージツアー(旅行会社があらかじめセットしているもの)より割高であるが、一人旅の場合は前者の方が得になることもある。
まして最少催行人員の心配も要らない。
漠然と観光を考えている人ならともかく、自由時間を最優先する人にはかなりお勧め。
似通ったサービスに全日空Webフリープランというのもあるが、路線などの条件がやや限られている。
空港から宿泊先まで送ってくれるサービスが嬉しいかな、というところか。
#昔たった一度だが白タクで怖い目に遭ったことのある私には魅力的

余部鉄橋

ダンナが余部鉄橋を見たいと言うので、朝からそちらへ向かうことに。ちょうどぐるりんパスの周遊区間も浜坂まであり、交通費もかからない。
発車時刻さえ押さえておけば片道50分ぐらいだね、などと甘い気持ちで宿を後にした。
単線区間どころか、ディーゼル車の二両編成。自分でボタンを押さないと扉が開かない。
バスでもないのに「ワンマン」で、整理券やら運賃箱やらまであった。
その意味が分かったのはしばらく進んでから。
駅名がアナウンスされ、列車は止まった。が、駅舎も改札もない。
だから路線バスよろしく整理券-現金精算方式が生きていたのか。
そうでない駅も何カ所かあるのが混乱に拍車を掛ける。
乗客のほぼ全員が観光客らしく、香住でどっさり乗って我々と共に餘部で降りた。


餘部駅にも何もなかった。あるのは鉄橋と、踏切と、無性に長い坂道。
先ほどの団体客はツアーガイドに先導されてどやどやと坂道を下りていった。
「この坂を戻るのはご負担なので、帰りはバスが参ります」だと。至れり尽くせりのようだ。
我々はツアー客ではないので、折り返し登ってくる他ない。
十分後ぐらいに来る列車で引き返そうかと言っていたら、何を読み間違えていたのかその便は通過。
次の列車まで一時間ほどある。
そんな長い時間を潰しきれるのかと心配になりながら、ようやく駅の坂道を下りた。
暗紅色の鉄橋は、確かに掛け替えが必要そうな感じがした。
素人ながらにボロボロだということは分かる。
奥に新しい鉄筋コンクリートの橋が架かりつつあった。
橋の真下に行くと、JV担当者からの「おたより」が掲示されていた。
地域住民に向けた時節の挨拶と進捗報告とがこっ丁寧に書かれている。
新しい橋についての概要やら工事の進捗やらはそこで知ることができたが、古い橋については……。
特に観光遺産として残そうとしてはいないらしく、看板がぺろりと一枚。
幹線道路の際に事故犠牲者を供養する菩薩像があるだけで、特に案内もなかった。
しばらく橋そのものと「おたより」を見物したが、時間が余っている。
半ば致し方なく唯一らしき喫茶店に入った。
洒落たジャズを流していながらテレビのワイドショーがかまびすしく、出窓で猫がのほほんと寝ていた。
流石と言うべきか店内にも何枚か往時の鉄橋の写真が飾られており、いい味を出している。
公衆電話の横に貼られたハイヤーの広告が、交通の便を物語っていた。
帰りの坂は思った通りのきつさで、息切れすらした。
丘の上の団地で育って坂道には慣れているはずなのに、脚より胸に来る。
我々の数歩後を上り始めた初老の男性は、十分ほど余分に費やして何とか登り切った。
これがJRの駅とは、JRも大変だ。

城崎温泉

唐突に城崎温泉を訪れてみた。
一度、兵庫県を縦断してみたかったのだ。
マンションの林立地帯を抜けると、山、水田、集落と呼ぶにふさわしい家並み、黒豆の畑。
北上するにつれ面白いほど沿線の人口(住宅)密度が下がっていく。
三田以北で市街地と言えそうな駅前は、篠山口、福知山と豊岡ぐらいのものだった。
それも、豊岡は駅前が市街地化しているというより、郊外型店舗が少し多いぐらいの眺めである。


しばらくの単線区間を経てたどり着いた城崎温泉は、想像よりずっと明るかった。
温泉郷としてきれいに整備されており、寂れた感じの店舗もない。
駅前の通りが曲がっており、見通しは悪く交通上は危険そうだったが、古くからの街である証左か。
旅館案内所で手荷物を預けると、宿まで無料で直送されるとのことで少し驚いた。
まずは魚屋の二階にある食堂で海鮮丼に舌鼓を打つ。
街としては蟹が売りのようだったが、まだ解禁前とあり普通の?魚を頂く。メダイが目新しかった。


城崎温泉・出石ぐるりんパスなる企画乗車券の特典で、レンタサイクルを借りることができた。
目的地は同じく特典で入場できる城崎マリンワールド
同園にはバスでも行けるようだったが、バスを待っている間に自転車でも行けそうだと思ったのだ。
4km弱でさほど時間はかからなかったが、楽な道のりではなかった。
歩道がなく路側帯も狭かったので、半ば自動車に怯えながらの旅。
やっと車通りがなくなったと思ったらとどめは上り坂だったので、半分ほど下車して押して歩いた。
マリンワールドは斬新な仕掛けが多く、想像以上に面白かった。
セイウチ実物大のプレートがあって自分と大きさを比べられたり、水族館なのに釣り堀があったり。
「水族館以上、であること」なる謳い文句は伊達ではないと感じた。
土産物屋の品揃えも珍しく、思わず自分用にバッグとマスコットを購入。
ネコザメ、ゴンズイ、チンアナゴ、リュウグウノツカイ。
普通こんな魚のマスコットにはお目にかかれない気がする。


駅前に戻り、レンタサイクルを返却して延長利用分の精算200円也。
宿に電話を掛け迎えに来てもらう。
平日のせいか我々以外に宿泊客がいないとのことで、内湯が独占できた。
いい気分で部屋食を平らげると、あっという間にワインに酔ってしまった。
二人でハーフボトルのそのまた半分も空けていない。
仲居さんに「もういいんですか」と微妙な顔をされたが、そのまま下げてもらう。
城崎温泉名物の外湯には、9時過ぎてから向かった。
温泉の湯そのものは堪能しきった後なので、「一の湯」一軒のみで、界隈の散策を楽しむ。
射的のできる遊技場が健在で、ポスターでは見ていたが改めて感心した。
中で盛り上がるおっさん諸君を外で面白げに観察する白人カップルを更に遠くで眺める我々。
何故かこの円高の折、4月あたりから海外客が多いのだとか(宿の女将・談)。
街のどこにも外国語の表示がないのに、ツウなものだ。

巨大な書店

私が上海を訪れる目的は、以前から決まって本の購入である。
特に今回は他のことをする気がほとんどない。
旅好きな私が我ながら珍しいことに余り出歩く欲を感じないのは
入国時の地下鉄で通勤ラッシュにまみれたせいだろうか。
今回はいつもの上海書城ではなく、中山公園の龍強書城なるところへ行ってみた。
紹介記事によるとだいぶ広そうだし、なにしろ地下鉄駅に直結のビルだというのがうれしい。
大量に買い込むことが予想されているだけに、駅から遠いのは避けたいところ。
入ってみるとBGMは何故かELT(もちろん日本語)だった。
日本人からすると今更といった感のある曲目だったが、意外と静かな雰囲気に溶け込んでいる。
売り場も広いが通路も広い。立ち読み?の人が足を伸ばして座っていてもぶつかる心配がなかった。
フロアの中程には休憩用の椅子まで用意されている親切さ。
店員さんもお客も「文明的」で、落ち着いて店内を散策できた。
しかし探しても探しても目的の代物が見つからない。
英漢辞書だけでも200冊ぐらいあるのだが、どれも語学学習用の趣で仕事用のそれではないのだ。
諦めていつもの本屋に行こうかと思い始めた矢先、目の前に階段を発見。
中二階構造になっているらしくもう1フロアあったのだ。
科学技術の、工業の、電機か機械、と訪ね歩いてようやく発見。
一冊でも手に取るのを躊躇する分厚さの専門用語辞書。
電機と機械が一冊になっているらしい。
ついでに科学技術全般のものと化学のものも探し出した。
あいにくシリーズはばらばらで対訳が日本語だったり英語だったりするが
解釈のヒントになればそれで満足なのでそのまま買い込む。
三冊の辞書を抱えてそのまま生活書あたりを見ていると、
店員らしき男性がカートを差し出してくれた。
両手が空いたのと心遣いが嬉しかったのとで気分よく薬膳やら人物伝やらを物色。
流石に何でもしょって帰るわけにはいかないので家庭料理と自己啓発の本を買うことにした。