![]()
「ガラスdeかかとケア」なるものを買った。
それまで使っていたヤスリ(100円均一)と比べると目が細かい。
細かい、というより見た感じもさわった感じもほぼ普通の磨りガラスだ。
だがそれがいい。全く刺激感なく角質が削れて案外すぐすべすべになる。
ちなみに、これまでの戦歴。
4年前ごろ:足の裏にヒビが入り始める。痛みは特に感じず。無処置(←多分まちがい)
3年前:踵の深いヒビから出血。歩行困難?になり、皮膚科へ。サリチル酸軟膏を処方される。
濃度10%とあるので期待していたが、埒が明かず。5月頃に自然回復。
2年前:「ル・タン」のフットケアなるものを受ける。要はヤスリでごしごし。一時的にはきれいに。
後日、そのヤスリと酷似したものを100円均一で見かけ、愛用。
1年前:踵が鱗に覆われたような状態。ところどころ痛い。
ヤスリでも埒が明かないと感じ、入浴中に軽石+湯上がりに軟膏。
軽石はガチガチの鱗をとっとと落とすのに重宝するが、削れすぎるのか使用後に違和感。
半年前:友人から譲り受けたホホバ油を足裏~膝下の全体に擦り込むが、効果は見えず。
とまあ、重症の部類だったのではないかと思う。
流石にこのガラス製ヤスリ一回で「愛されかかと(説明文より引用)」にはならないが、
2度ほど使って都度クリームを擦り込んだところ、美しいとまではいかないが見られるようになってきた。
……しかし「愛されかかと」って一体どういう代物なのだ。
ダンナに尋ねてみると、「頬ずりしたくなるとか」……それはそれで悪夢のように思うのは私だけか。
「送金がありました」
「Payment from~」と題したメールが届いた。
送信元アドレスは1月頃に仕事をした会社の代表アドレスなので、
ようやく支払いかと思いつつ開いてみると。
「PayPal
送金がありました
○○様よりPayPalを使った支払いがありました。
○○様は認証済みの買い手です。」
何じゃこりゃ。
ぃゃPayPal決済であることは先方とも確認済みだし、
送金した人も決済金額も疑いはない。
それにしてもこの日本語って……「日本語お上手ですね」としか言いようがない。
ちなみに決済金額は45米ドルあまり。(少ないのはそもそもの稼ぎのせい)
当該案件のInnvoice金額と一致していた。
PayPalでは送金手数料が受取人負担と決まっているので、
実際そこからなにがしか引かれた金額だけ実入りになるはずである。
口座にログインして確かめたところ、手数料は2.08米ドル。
昨今の円相場から考えると、国内で銀行振込をするのと遜色ない安さだ。
#通常の外貨決済とは桁が違う。
10ドル以上あるのでPayPalから登録先銀行口座に出金することも可能なのだが、
せめて110円ぐらいは回復してくれないと……ま、元手はたかだか43ドルだけどね。
なんちゃってモバイル
私は普段、自宅でしかパソコンを使っていない。
持って移動すると言っても帰省ぐらいなのだが、
一泊で旅行に出るときにはどうしたものか迷ったりする。
前回は、背負っていった。
そんなときに限って?仕事が入ったりするのでたちが悪い。
ダンナのe-mobile接続を当てにしていたのだが、圏外だった。
さて、ではそういうとき原稿受領やら訳文納品やらはどうするか。
1.携帯でG-mailを開く(いつものメールチェックと同じ)
2.依頼メールの添付ファイルを携帯のSDメモリにダウンロード
3.携帯をパソコンにUSB接続(マスストレージモード)、パソコンにファイルを移す
で、翻訳作業をパソコンで行ない、逆の流れで納品すればよかったりする。
携帯でG-mailが扱えてGoogleサマサマだとも言えるが、
運悪く原稿ファイルが重かったりすると泣くに泣けないだろうな……
#画像PDFだと10MBぐらいあることもちらほら。
恥ずかしい旅券
旅券の有効期限が今年5月に迫ってきた。
手すきな今のうちに切り換え申請をしようかと思っている。
やっと、恥ずかしい旅券から合理的に卒業できる。
何が恥ずかしいのかというと。
そもそもの原因:10年前(!)の留学中に鎮江でパスポートをすられた
→上海総領事館で再発行
結果1:番号がTZから始まっている(いかにも再発行)
結果2:写真が貼ってある(その上から透明テープのようなもの)しかも写真がひどい(のは被写体のせいか)
結果3:「NOT MACHINE READABLE」なので入国審査に時間がかかる
とはいえ実用上に問題と言うほどの問題はないので今まで使っていた次第。
1万5000円(今や1万6000円)は決して安くはないので、
結婚して名字が変わっても記載事項訂正で対応していた。
そのせいで航空券とビザの名前が合わない珍事にも……あ、実害あったぢゃん。
まぁ海外なんて中華圏しか行っていなかったので事情説明はできたのだが。
電卓の修理
帰省のついでに(!)故障した電卓を修理に出してきた。
何故かキー入力が1回しか受け付けられなくなってしまい、
演算はおろか2桁以上の数字を表示することもできなかったのだ。
メーカーの修理受付部門を訪れると、来客も担当者もいないようだった。
銀行窓口のような整理券発行機がある。
そして待合い用のソファには何故か血圧計と足元用マッサージ機。
まずは番号札を、と書いてあるので引っ張ると、音もなく制服姿の女性が登場。
状況を話して現物を出すと、少し困った表情で手元のパソコンを操作した後
「ご購入って最近ですよね……あ、先月……ほんと、申し訳ありませんです」と
必要以上に恐縮しながら複写式伝票を出してきた。
部品取り寄せが必要なため修理にはかれこれ月曜までかかるとのこと。
「もし……よろしかったら、送料当方負担でお送りいたします」
ありがたく提案を受け入れ、送付先住所を記入した。
流石に初期不良対応は無償でやってくれるのね。
にゃーにゃーは何て鳴くの
語感がいいか悪いかは母語話者にしか分からないよね、という話をしていて思い出した。
そういえば中国語には日本語ほど擬音表現がない。
「猫は猫って鳴くんだよ」とダンナに教えると狐につままれたような顔。
それはそうだろう、猫をネコと読んでしまったらおかしい。
中国語では「猫」の発音は「まぁお」に近い。
同様に「狗(犬より一般的に使われるイヌの字)」は「ごぉぅ」
「牛」は「にぃう」
「雀」は「ちゅぇ」
声調をしっかりつけると鳴き声の擬音に当たらずとも遠からずな感じはしまいか。
これらの単語(文字)は意味と音が結合しているとも言える。
日本語では意味と音が分離しているので「猫がにゃーにゃー鳴く」と言えるのだ。
「にゃーにゃーは何て鳴くの?」と聞かれても……ということになるので、
この句は直訳不能。
カセットテープ
中国語の勉強をしようと思い立ち、やや高い教材を取り寄せてみた。合計8180円也。
中国語の公式資格であるHSK(中国漢語水平考試)の対策教材で、まずは試験に出る問題の聞き取りでもしようかと。
■輸入中国語教材■HSK中国漢語水平考試 模擬試題集(初、中級)(テキスト1冊&カセット6巻)
■輸入中国語教材■HSK中国漢語水平考試 応試指南(初、中級)(テキスト1冊&CD8枚)
そして……分かってはいたことだが、片方の教材は本+カセットで構成されている。
が、今日び音楽はCDから携帯に移して聞いているのが常、カセットデッキが手元にない。
自宅にあるコンポは一応テープデッキもついているが、取り出しボダンを押すと「くきゅっ」と痛そうな音がする。
しかもヘッドが古いのか音源があれなのか悩ましいほどの音質。
さてさて、どうしたものか。
再生専用のカセット再生機でも買って来ようかしらん。
#それはそれで頭出しなんかがしにくいのでパソコンに移そうかとも検討中。
言ってはいけない言葉
翻訳原稿の内容を漏洩させまいとすると表現はおかしくなるかもしれないが。
どうしても気にかかる、と言うより心を刺す原文があり、紹介せずにはいられない。
中国人に「バカヤロー」と言ってはいけない。
#その中国語訳ではなく日本語の「バカヤロー」が問題である
昔、旅行ガイドか何かの本で見かけた記憶がある。
そりゃ普通そうだろう、ぐらいにしか思っていなかったのだが、
実は歴史的問題であるということに改めて気づかされた。
「バカヤロー」には日本軍の影がべったりとついている。
恐ろしい記憶を呼び起こしてしまうに違いない呪詛だったのだ。
そんなことも知らずに翻訳業をしていたのか、と嘲笑するなかれ。
私が気になっているのは、それを指摘しているのが今の中国の大学生だということだ。
幸いその学生は「一部の人の観点であり、これは解きうる誤解だ」と考えてくれているが
果たして普通の日本人は自分が知らない、相手だけが覚えていることを忘れることができるだろうか?
結論やら対処やらを一人で考えられる問題ではないが、考える必要はありそうだ。
国際取引のお約束、Invoice
何度か書いているとおり、翻訳の仕事が日本でばかり発生するとは限らない。
会員制サイトprozやTRADOSユーザサイトtranslationzone経由でやってくる案件は、ほぼ国外からのものだ。
国外からの案件を引き受けるということは、とりもなおさず国際取引をするということだ(当たり前)。
納品をしてお金をもらうという行為は輸出にあたる。
そこで必要になる帳票がInvoiceというのだが、送付書だとか請求書だとかいろいろな訳があてられている。
役割としては納品書と請求書を兼ねているようなものだ。
ふと、このお約束(Invoiceについて)が分からないばかりに海外との取引を躊躇している翻訳者がいたら勿体ないと思った。
ほぼ定型の書式があって埋めていけばいいだけなのだが、
国内用の請求書と違って帳票そのものがそのへんで売られていたりしない。
こういう帳票やら雛形やらを作る能力も探す能力も翻訳そのものの実力には関係ないだけに、
惜しいことをしている人が実は結構いるのではないかと勝手に思いついたまでである。
そこで、自分がいつも使っているWordの帳票をExcelに移して改変してみた。
Excelファイルのほうが後々で手直ししやすいし、特に知識がなくても利用しやすい。
「メールで訳文を納品」に特化した雛形は珍しいのではなかろうか。
記入例で初歩的なお約束が分かれば「メールで」を「郵送で」に変えたりすることは造作なかろうと思う。
誰かの役に立てる機会があるといいが……我ながらやや偽善くさい。
invoice_form.xls
ええ加減な会社(担当者?)
気が向いたのでProz経由の英文和訳案件を受けた。
……という私の態度もたいがいなものだが、相手担当者も負けてはいない。
応募条件が「サンプル文を訳すこと」「CV(職務経歴書)を見えるようにすること」
とあったので早速サンプル文を訳して提出したのだが、
返事は「おいら日本語は読まないから英語のCV見せて」
英語のCVならProzに置いてあるのに。
単純にダウンロードして送りつけると、ほんの4分後に翻訳原稿が来た。
「やる気があるなら返事してね」とのこと。
やりまっせ、と返答すると何故か返事は「謝謝」しかも簡体字。
住所も名前もアメリカ人なのに。
こっちのJapaneseって名乗ってるのに。
数時間後、訳文を納品。
まだPO(発注書)が来ていないことに気づき、PO番号を尋ねると
本当にPO番号だけが返ってきた。
果たしてこの会社から支払いはあるのかもしれないが、何だか軽く後悔に似た気分。
