夕方、師匠から電話を受けて部屋にお邪魔する。
漉し餡の月餅をごちそうになりながら、旅程の再検討。
南京へ行くのはやめて代わりに揚州を観光し、宿は鎮江で連泊ということで。
問題は、電車の切符がまだ取れていないということである。
手配を頼んだ人によると、中国では二日前からしか切符を売らないのだそうだ。
明日の朝イチで取ってくれるそうだが、果たしてその便は鎮江に止まるんだろうか?
もし上海〜南京ノンストップ便だったらホテルも取り直しになってしまう。
行けるものとして大体の予定は立てようか、と蘇州での宿探しの相談。
予約する宿をどこにするかの相談も詰めに入り、条件を並べてうだうだ考える。
駅からバス一本で降りてすぐの所か、それとも駅から歩いて数分の方がいいか。
結局、レンタサイクル屋が近くにあるという方のホテルで決まった。
ただでさえ不案内な地を夜の九時過ぎに女二人で歩くのは怖い。
乗り換えがないならバスを拾う方が賢いだろうということになった。