私の歓送会?中国で初めて北京ダックを食べる。

本当は大学グッズも買いたかったのだが、寒さの余りまっすぐ部屋に戻る。
旅行の始末やら退去の準備やらをしているところに電話が入った。
待ち合せは会客室(みんなは小売部と呼んでいるが)で五時半。
何人か集まって北京ダックを食べに行こうという算段があったのだ。
来たのは顔見知りの男の子が五人とこれまた知っている中国人の女の子が一人。
大人数なので「北京飯店」への移動にはタクシー二台に分乗とあいなった。
夜ということもあり道がどうだったのかは全く判らない。でも遠かった気はする。
足代は出してもらえたので実は余り考えなかったのだが(苦笑)。
二台ほぼ一緒に出たはずなのに、何故か我々だけが早く着いたらしい。
予約してあるという二階席の一角に陣取り、まずお茶をすする。
注文は来た経験のある人がやってくれてしまったのでよく覚えていない。
残りの三人が来たか否かのうちに、早速あひる登場。つやつやで実に旨そう。
とりあえずグラスを合わせ、経験者の実演を見てから食べ始めた。
厚切りなのか肉部分もかなりついていて食べ応えがある。意外にあっさり味だった。
味噌だれや葱と一緒に胡瓜も包んで食べるせいかもしれない。
この甘さがいいんだろうに、韓国の子はやはり唐辛子をいっぱいに振って食べていた。
他に注文してあった料理は辛い豆腐もの一つと魚の甘酢あんかけ。
実はどちらも苦手なので、一人ひたすらあひるを食す。飽きもしなかった。
たれを包まずに食べると味がないので少しびっくり。飴色なのは色だけ?
総額二百八十元のところ、一人が気前良く二百元あまり出してくれた。
二人分とのことで、残り五人は各人二十五元の清算でいいという。
そんなことしてくれちゃって、懐から風邪ひきゃしないんだろうか。

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