流通してません

託送荷物がないので、入管も税関もほいほいと通過。
空港のカウンターはレートがよくないらしいので当座の現金はキャッシングを利用することに。
ATMの周りは無人だったので、安心して引き出せた。
無論ダンナに見張ってもらってはいたが。
宿へ向かうため、台北市内方面へのバスを探す。
4社ぐらいの切符売場が一箇所に集まっていて便利。
下調べで決めていた会社の窓口で宿の名前を言うと
「では100元です」
「2枚で」「では200元です」
ここまではよかった。
去年の旅行で余っていた1000元札を出すと、
「……この札、だめ。銀行で換えて」
?!
「今の札にこの柄は入ってません」
手元では蒋介石が微妙に微笑んでいる。
「え、じゃあ、こっちでいいですか?」
引き出したばかりのピン札を出すと、微妙な笑みで受け取ってもらえた。
「そっちの札は旧版なんだよ」
お釣りを出しながらお兄さんが教えてくれた。
……去年は使えてたのに、使えないなんて不思議。
宿に着いてからフロントの人に聞いてみる。
「この札って使えないんですか?」
「今はもうだめ。銀行で換えるしかない」
「銀行はどこでもいいんですか?」
「……台湾銀行」
ふむ。中央銀行でしか換えられない模様。

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