安全な名前

ここは私の本名をご存じの方々にニヤリとしていただきたい。
私の名前は旧姓とならともかく、現姓と合わせるとあまりにも一般的な名前である。
かつて在籍していた大会社では同姓同名が最大5人もいた。
漢字まで同じ人に某エライヒトがいてそれなりに大変だったこともある。
#ここまではいつぞやの日記にあるかもしれない。
高校を出て以来、親戚以外で私の消息を知っている人間は十人といない。
郷里であまり認知されていない大学に行った上、割と早く結婚してしまったので
彼らが漏らさない限り私を捜し出せる田舎の人間はいないのではとすら思う。
名前だけ判ったとしても、あまりにも一般的な名前だから個人の特定まではできないだろう。
まあ身の危険を覚えるほどの前科はない(はずだ)が。
懸念のようなものも出てきた。
日本人の人名としてのみならず漢字そのものに珍しいものがなくなってしまったので、
署名の安全性は下がってしまったような気がしてならない。
これだけ普通の漢字なら十億人ぐらいに書けてもおかしくないので、
カード類の署名はひらがなで書くことにした。
ひらがなのほうが字の癖が出やすいということもあり、多少は安心できる。
……つまりは自身、ひらがなを書くのが苦手だということなのだが。

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