おともだちがいっぱい

遠足(笑)の初日、始発電車で神戸空港に向かい、羽田への着陸は8時20分。
「無線LAN使えます!」との広告を見て気になっていたリムジンバスに乗ってみる。
結果は惨憺たるものだった。
無線LANはwi2と書いてあるが、FON利用者しか使えないし、電源もない。
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それどころか、トランクルームを開けてくれなかったので窮屈だった。
文句を言って降りるわけにもいかないので、おとなしくそのまま横浜に向かう。

荷物を分けて半分ほどコインロッカーに放り込み、まずは最初の待ち合わせ。
ついったーで知り合った高校の先輩(!)と「コメダ珈琲」でシロノワールなる名古屋食を試す。
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ミニなのに名刺よりでかいとか、「普通」のってどんだけ恐ろしいんだ名古屋。
先輩はいわゆるモーニング。ケーキ類に心を引かれながらも。
超ローカル話に花が咲くかと思っていたが、意外にも全くの世間話だけで90分ほど経過。
次の待ち合わせの相手から先輩の携帯に着信があったので、駅へ戻ることに。

正午に駅で待ち合わせたのは何と総勢12名。
ちょっと中華街でお昼しましょ、と言う話なのがいつの間にやら盛大な規模になっていた。
おのぼりさん丸出しで水上バスで山下公園へ移動。
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一人が引率の先生さながら先導してくれたので、ばらばらと続いていく謎の一団。
テレビの撮影現場らしきところに通りがかって追い立てられたり、「赤い靴」の少女像と写真を撮ろうとしたら逆光だったり。でも笑いは絶えない。
それにしても日本人ってどうして銅像を見ると撫でるのだろうか。
御利益にあやかって異人さんに連れられて行っちゃいたいのだろうか。


そして本日の目玉、「招福門」の一室を借り切っての宴。
自己紹介なんて必要なのかい、という和気藹々っぷりながら、一応ということで各人に質疑応答。
本人の回答より第三者の邪推のほうが面白かったり、それでオチがついてしまって次の人に行ったり。
まさかそれだけで二時間半が経過してしまうとは、誰も思わなかったに違いない。
ごく丁寧に婉曲に、店の人から追い立てられたのは四時。
当然のように、個室以外の席はすっからかんだった。
どうせ他の人がいないのだから、ということで?お店の人に全員の集合写真を撮ってもらう。
まだ見せてもらってはいないが、きっと相当いい笑顔だっただろう。


さてお茶に移行するか、という間合いで合流の連絡が入った。
家事があるので帰るという人と入れ替わりで、新しく一人が輪に入る。
ジョナサンのテーブルでも5-6人しか着席できないということで、席替えしつつ彼女と談笑。
ドリンクバーだけで二時間弱が経過。
みなとみらい線で横浜駅に戻り、渋谷直行組と別れたのは私ともう一人。
コインロッカーから荷物を回収して宿に向かう途中、ご一緒してずっと喋っていた。


チェックインを終えて部屋に入った直後、どっと疲れが出て我ながら驚く。
スリッパに履き替えたが最後、脱いだ靴をもう履きたくなくなっていた。
だらだらとついったーを眺めてはみたものの、日中分までの遡及はできず。
「品川についたよー」と携帯に連絡をもらい、あわてて駅まで駆け下りた。
意外にも品川近辺のレストランは混雑気味。
昼がしっかりたっぷりだったので晩ご飯は適当でよかったのだが、ゆっくり座って話せる場所がほしい。
いつもなら空いているお店に行ってみると、運良く席が残っているという態だった。
何も考えずとっぷりと腰掛けてしまい、お冷やがセルフサービスであることに気づくまで数分経過。
料理を決めて注文したあたりで、「品川に行くよー」とのメールが。
高校の今度は後輩が、わざわざ顔を見せに品川まで来てくれたのだった。
もう一人の同席者そっちのけで「まさか東京でこんなに濃ゆい田舎の話をするとは」。
それにしても、私の知り合いは美男美女ばかりで無駄にへこむ。
変な緊張のうち数割はそのせいかもしれない。

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