小椋商店

テレビなどの取材も入ったことがあるらしい名店(?)
一匹ずつ鉄の型で裏返しながら焼く「天然」型のお店。
種類は自家製あん一種のみ。100円也。
110213_01.JPG
型は一つ2kgあるそうだ。裏返して置くたびに渋くいい音がする。
数人の列ができていたものの、「並んだのは初めて」との声も聞かれた。
110213_02.JPG
しっぽが長い。本物の鯛よりも長いような気がする。
ちょっぴり焦げた香ばしさが漂う。
甘ったるい芳香ではないが、食後にもほんのり指に残った。
110213_03.JPG
鯛焼き自体が薄いのだが、この写真で伝わるだろうか。
撮影している間にあんこの水分が回ってしまったらしく、折角のしっぽがかりっといかなかった。
しかし、このあんこが滋味。他店のものより塩が利いている。
ややゆるいので火傷に注意が要りそうだ。
が、前述の事情により、冷めるのを待ってはいけないと思う。


11/02/20追記:
鯛焼き部の新入部員MMさんを連れて再訪。
ご主人が焼き型から外すのに難儀して一匹あんこ漏れ。
それを我々に渡すことなく黙々と次を焼いていたのだが、
MMさんが「私それもらうよ、焼きたてだし」と言うと
奥さんが「そんなん言うてくれたら嬉しいわ」と本当にくれた
何と、焼き上がりの備品にただでおまけしてくれたのである。
人情まで美味しいお店。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です