どこまで/どこで公開するか

ひょんなことからFacebookに登録してみた。
招待制ではなく登録制だということに気づいてまず怯む。
何の制限もなく誰でも登録できる、ただそれだけのことなのだが。
所謂「個人情報」をここであけすけに公開していいものだろうか?


公開しなければ交友に広がりが出たりはしないだろうが、一抹の不安もある。
何が不安で何が怖いのか、説明はできないので我ながら気持ち悪い。
決して著名人でもなければ、やましい過去を持っている訳でもないのに、何かが怖いのだ。
その結果として、「友達」はついったーつながりの顔ぶればかりになっている。
程度の差こそあれ知人と認めている証左ではあるので、一概に悪いことではないのだが。
それはそれで何か納得いかない(しかもやはり説明できない)。


しかも何故か検索しても見つからない知人が数人いる。
彼らが既に同サービスを使っている旨は確認済み。
しかし、本名で調べても心当たりのあるメールアドレスで照会しても、どうしても見つからない。
私と同じように半端な情報しか公開していないのだろうか?
同じ事象の裏表なのは百も承知だが、やはり腑に落ちない。
つながるサービスなのにつながりたい相手とつながれないなら、意味がないのだが。
別の手段で本人達に照会する手段もなかなかとれずにいる。
そういう心理的な敷居を下げてくれるサービスではないということなのだろうか。

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