今日は遂に一歩も家を出なかった。
冷え込む予報を見ていたので、当座の食材は買いだめてある。
手持ちの仕事やら登録書類やらもあるので退屈する心配もなかった。
火曜日に受注した案件Aが作業用ファイル待ちで一晩お預け。
昨日の正午頃やっと到着したのだが、その間に別件Bを差し込まれた。
無用な空き時間がなくなって好都合とばかり案件Bを進めていると、別件Cの打診。
AとBは同じ会社の同じ担当者、Cは担当者こそ違うが同じ会社から来ている。
案件Bが小規模だったので、軽い気持ちでCも引き受けた。
ほどなくして案件Bを納品するや、Cの納期が週明けから週内に前倒しだという。
早ければ早いほど喜ばれるそうなので、案件Aを寝かせたまま先にCを進めた。
原稿枚数から見積もられたCの工数は1日半ぐらいだったのだが、訳出は一晩で完了。
朝にひととおり見直してから納品すると、期待どおり喜んでもらえた。
気分転換がてら軽く登録書類でも記入するかと思っていたのだが、気づけば11時。
指定様式に合わせて翻訳実績を挙げていくだけの作業に午前中が潰えてしまった。
まあ何度もあることでなし構わないか、と台所に立ったところで別会社から電話。
メールの内容も見ていないのに打診どころか私への発注が確定してしまっていた。
昼食後やっとメールを確認すると、Dの原稿は丸1日ぐらいかかりそうな規模である。
しかし納期は明朝10時。すわ絶体絶命かと思われた。
幸い繰り返し箇所が多く省力化できたので、今日のうちに訳出完了し一安心。
最初に引き受けた案件Aにやっと手が付けられる。
普段は納期の長さなど気にもならないのだが、今回ばかりはかなり助かった。
推定所要工数2日。このまま行けば心配はない。
それにしても重なるときは重なるものだ。
また割り込みがあるかは分からないが、休憩も検討したほうが身のためかもしれない。