唐突に誘われて横須賀の軍港を見てきた。
普通に歩いている分には小春日和なのだが、船の甲板は体感温度が低い。
いつもファスナーを開けて着ているコートを完全に合わせても凍みるようだった。
軍港クルーズの乗客が予想外に多くて驚く。
若い人も数人いたが、大多数は戦争を知っている世代に見受けられた。
最初に案内されたのは米海軍のイージス艦。
何かの記念日で片方が満艦飾になっているのが写真で分かるだろうか。
祝日を旗日と称する日本のあれと近いのかなどと勝手に関心。
そして原子力空母ジョージ・ワシントン。高さだけで75mもあるという。
船員が一日に消費する肉の量が3tという説明が面白かった。
それだけ多くの人を収容しているという話なのだが。
こちらは海上自衛隊のイージス艦きりしま。
他にもあれこれ回って説明を聞いたものの、早すぎて記憶に残らず。
昼食は「よこすか海軍カレー」を摂った。
なんでも日本のカレーライスの祖なんだとか。
旧日本海軍が英国海軍のカレーを真似たが米飯に合わないというのでとろみを開発。
調理効率がよいので重宝したとのこと。
写真は喫茶店のものだが、この食器は海軍のそれらしい。
本格的、なのか?
牛乳が添えられていることもあいまって給食さながらに感じた。
全くの余談ながら一番のお気に入りは三笠公園のD51。
よく見ると貯水槽なのだった。
こういう活用の機転はすばらしいのでは。