JATセミナー「翻訳でメシは食えるか」に行ってきた。
あまりにも直接的な問いかけに直前まで聴講を迷っていたのだが、収穫はあったと思う。
流石に今日から使える必殺技とは行かないが、むしろこういう精神論なら歓迎だ。
自分を安くするな。
つまりはそういうことだと解釈した。
現状で安いと思うなら、高めて高くなれと。
「とはいえ今までだって、そういう苦労も努力もしてきたでしょ?」
そこを否定するものではないと。
金融の英日、特許の日英、いずれも私からは遠い世界だ。
彼らほど強烈に鮮やかに「私○○ができます!」と胸を張れるものはない。
それでもここまでやってきただけのものはある。
無駄な(ことに後ろ向きな)言い訳はしない。
自分がどうすればいいかの相談に行ったわけでなし、それでいいのだ。
誰かに訊かれれば話したいことはいくつかあるが、交流会は遠慮した。
いつか誰かと語れる機会があれば、とは思いながら。