メール送受信機

たいていの引き合いはメールで来る。
離席中や外出時に確認するため、以前から携帯電話へのメール転送を利用してきた。
ところが携帯電話では読めない場合もあることが発覚。
・添付ファイルが大きいと転送できない(携帯に着信しない)
・中国語が含まれていると(英語の箇所も含め)文字化けで読めない
これでは機会損失を招きかねないので、メールの読み書きを持ち出すことにした。


素直に機種変更してスマートフォンを持つ気はない。
月々の通信費用が3倍になっても元が取れるほどは通信の需要量がないからだ。
着信通知に足りるだけの接続があればいい。
よって固定費をできるだけ抑え、メールを取りこぼしなく送受信する方法を検討した。
添付ファイルがあっても中国語が混ざっていても受信できるためには。
最新機能の必要こそないが、端末としてはやはりスマートフォンが欲しい。
返信の作成も考えると、物理キーボードも欲しかった。
結論として選んだのはLynx SH-10Bなる2年前の機種とイオン限定SIM
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幸い前者は新古品が手に入ったので、一時費用は合計15000円弱で済んだ。
後者は日本通信の商品だが契約のみイオン店頭で受け付けているデータ通信カード。
端末に差し込んでAPN設定を行えばFOMAエリアで接続が利用できる。
端末既定のAPN情報を削除する程度の手間はかかるが、何ら難しいことはない。
通信費用は毎月1000円弱。
最大150kbpsしか速度は出ないものの、臨時で速さを買うこともできる
試した感触では、メールだけなら既定の速度でも問題はなさそうだ。
手持ちの仕事がない限り、できるだけPCから離れネットも見ないことにしている。
そのためにこうした奇妙な需要が出てきたわけだが、ゆえにものは最低限でいい。
在宅時なら着席を促すブザーが着信に合わせて鳴れば十分だ。
外出となるとそうもいかないので、送受信まで要件を拡大した。
これで自分はより捕まりやすくなったのか、より自由になれたのか。

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