小さな街の願い

最終日は土産物を購入して羽田へ飛ぶのみの日程。
ついているのか空港でイベントに遭遇した。


紋別観光協会の『紋太』くんが手荷物検査場で愛想を振りまいていた。
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祭でもない平日に何事かと思っていると、揃いの法被を着た男性から記念品が。
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「オホーツク紋別空港」の年間利用者数6万人達成記念とのこと。
調べてみると、定期便運行に必要な要件がこの数字だったらしい。
6万人目ちょうどだった女性は別に何やら記念品を贈られ取材を受けていた。
同じ便に乗り合わせたので「通行手形」もろもろがもらえたようだ。
市内ホテルと海洋交流館を回る空港シャトルバスが「当面」無料なのもすごい。
JR駅が89年に廃止され市外にはバス便が頼りの小さな街。
航空便は羽田へ1日1往復あるのみ。
その1往復を守るため、公民が手を携えてがんばっている感じがした。
ものをもらいながら「ありがとう」より先に「おめでとう」が出るのも珍しい。

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