遊んでらっしゃい企画

企画から宿泊先と往復のJR指定席の手配、最寄り駅までの送迎もついたツアー。
そんな条件で遊んできたのは自分ではなく田舎の母である。
自分はというと手配だけ済ませて実家で留守番していた。


今回のツアーについては春先から漠然と頼まれていた。
「大阪の友達と遊んで来たいから留守番をお願い」というのが主眼である。
母は一人暮らしなので愛鳥を置いて出かけることがなかなかできない。
預け先もないようなので、ならば代わりに世話をしようという話になっていた。
本業がどこでもできる仕事だと、こういうときに都合がいい。
他方、ツアーの企画はむしろ当方の趣味である。
旅程を組み立てること自体が適度に頭を刺激して楽しい。
目的を母から聞いて予定を組み同行してきた実績も2件ある。
ただし今回の旅人は母とその友人「P様」。
P様を品川駅で出迎えて常磐線の乗り換えを案内するところからが本件任務だった。
車中P様に旅行の意向を訊いてみたが「ノープランよ」。
無理もない。例年は大阪の旅行代理店で適当にツアーを申し込んでいるからだ。
おのずと実家に着いてから母と相談することになった。
今回の目的はと訊ねると「北陸新幹線」で、特定の土地ではない。
北陸新幹線と言えば金沢か富山のはずだが「行ったことがあるので除外」。
一方でせっかく乗るのが目的なのだからグランクラスが面白いということになった。
面白いのはいいが特急料金も面白いほど高い。
「大宮までちょっとだけ行って乗り換え?」「高崎に何かないかしら?」
とは言えあまり短時間だと堪能もできまいし、手頃な温泉地もない。
間を取って「長野からローカル線に乗り換えて温泉へ」という案に着地した。
「でも長野なら長野新幹線じゃないの?」と言うので復路は「あさま」を手配。
渓流を望む温泉旅館を2泊、その送迎時刻に合わせて指定席を予約した。
旅館のほうは予約者名が大事なので某サイトで母名義のアカウントを再設定。
JRはそうでもないので私のアカウントで予約した。
クレジットカードと紐付いているので私が券売機で受け取ることになる。
JR代金は手配したその場で相当額+αの現金を受け取った。
路銀が用意してあるのは当然と言えば当然なのだが、ぽんと出されると緊張した。

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