月餅できるかな 自由研究1 フルーツ餡

閲覧注意。
よほどの物好きないし食欲を抑制して差し支えない方のみ閲覧されたし。


前回の製作時は広東風の餡を真面目に用意したが、それでは家人が食べないのだった。
悪戯で試したジャム入りのばかり好評だったもので、対応を考案した次第。
ジャムそのものを月餅の芯にすることは強度上できないことが経験で判っている。
小豆餡と同等の強度を持たせるには粉飴なりデンプン質なりを補う必要がありそうだ。
手に入りやすい素材から実験してみようと思い、今回の補強剤は白玉粉に。
当初はドライフルーツの粗く刻んだものにつなぎを入れて使うつもりだった。
いかんせん取り寄せてみた食材がちょっとそれどころではなさそうなので方針変更。
敢えてジャム状にしてから強度を上げてみることに。
以下、実験の記録。
パイナップル、マンゴー、杏それぞれ約50g。堅さが伝わるだろうか。
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この3種混合を500mlの水で戻し、ブレンダーですり混ぜた。
当然ながらネクター状にしかならないので、アクを取りつつしばらく煮詰める。
火を止めてしばらく置き、粗熱が取れた時点で約300g。
繊維などが目に付いたので裏ごしにかけ、得られたのが約250g。
ほぼ常温まで冷めたものに白玉粉70g(1袋)を投入。
ダマがなくなる程度に混ぜ、1分間レンジ加熱(500W)を5回ほど繰り返した。
加熱ムラができるため、まめに取り出して混ぜ直し均一性を担保。
最後に1000Wで1分間レンジ加熱した結果がこちら。
IMG_0537.JPG
餅である。
材料からして当然ではあるが、餅以外の何者でもない。
味は喩えるならフルーツ蜜豆を白玉と同時に頬張ったような味。
ある意味、想定の域を超えていない。
しかし成功とも失敗とも判定しかねるため、処分は保留して冷凍することにした。

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