保守的な投資

メインPCの償却が済んだので買い換えることにした。


だいたい3年周期で買い換えてきたので、丸4年も使えば長いほうだ。
軽微な不具合はあるが使用には支障ないのでだいぶ逡巡した。
まだ使えるのにという罪悪感に近い何かはある。
一方で安定しているうちに買い換えたほうが安全という意識も実は強い。
忙しいときに故障されては購入金額どころの損害で済まないはずだ。
折しも世間はWindows新製品の導入過渡期。
Windows8.1でも使いこなせているという同業の士の経験談も見聞きするようになった。
いかんせん、是非とも使いたいソフトの版が古い。
(新しい版も持っているが使い勝手が違いすぎるので旧版に固執している)
とどめに正月ちょっと触らせてもらったSurfaceがさっぱり分からなかった。
玩具ならともかく業務用にするには相当な学習コストがかかりそうだ。
むしろWindows7が買えるうち買って「延命を図る」のが得策ではと思うに至ったのだ。
最低限のサポートはあと5年ほどあるし、その頃にはまた買い換えているはず。
とせいぜい自分に言い訳して購入したのが15年ぶりのNEC国産機。
ここ何代かDell機ばかり使っていたが、本体重量795gという軽さに惹かれた。
それでいて液晶画面の面積は元の愛機と同じ13.3インチある。
帰省時はテレビを借りてHDMI接続してもいいかもしれない。
持ち出す頻度はせいぜい月に1度ほどだが、担いで歩く時間は意外と長い。
これが軽くなればだいぶ楽になるのでは、と期待が高まる。
ひととおりソフト類を放り込めばまあ同じような使い勝手にはなる。
Chromeの設定が手間いらずで持ち越せるのはありがたかった。
まだ実務には投入していないが触っていて驚いたのは静かさ。
前のDell機が特に賑やかだっただけとは分かっているが、ファンの音がしない。
当然ハードディスクの回転音もしない。
静かにささっと立ち上がってそつなく仕事をこなす感じがする。
一方でメモリやSSDは換装できない仕様なので、記憶容量は少し気になっている。
SDXCカードに対応しているのを生かして128GBのカードを取り寄せた。
SDカードサイズに128GBという数字を見ただけで隔世の感がある。
プログラム本体以外のデータ類はこのカードに載せて移し替えた。
(前回まではファイルサーバーを経由して本体ハードディスクに入れていた)
参照する頻度もそう高いとは思えないので、本体SSDには移さずそのまま使うことに。
仕事のしかたを変えていくのも、変えずに据え置くのも自分の選択。
前向きではないのかもしれないが、誰にとがめられることもない。
勿論いいもの惹かれるものがあれば積極的に取り入れていくつもりではある。
今回の構成にも多少の拡充の余地は残してあるはずだ。
新兵器も1つ導入したのだが、まだ出番を待っている。

“保守的な投資” への2件の返信

  1. PCの買い替えってタイミングとかスペック、OSバージョンとか考えると色々迷いますよね…今のPCにかえて一年ちょいですが、それまでずっとXPで乗り切ってきました。
    まあWin8.1で個人的にはまったく問題ない感じです。7と8ユーザーのWin10は無料アプデらしいですね。
    というか、Windowsを使わない選択肢っていうのを考えるのですが、そのたびに結局Windowsを使う選択肢しか残らないっていう結果になってしまいます…しょうがないですね、ワード・エクセル・パワポでいろいろ回ってしまっているので。うーむ。

  2. 去年までXPてのもだいぶ頑張りましたね…。OSの選択は自分にとってのキラーアプリが満足に使えるかって要素が大きいと思うあまり今回の選択に至りました。8.1搭載モデルの7ダウングレードです。10が出るまで待つかとも迷いましたが、そういうわけで好きなものが10で走るとも限らないなと。一方で7以上しか対応しないソフトでも面白いものがあったり、悩ましいもんですね。MSOfficeは鉄板な気がします…一部お上と金融機関が一太郎なぐらいで…。

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