2009年12月アーカイブ
ちょっと前、iphoneならぬlphoneなるものが一部で話題となっていた。
ふと思い出して今更ググってみたところ、その名も山寨機網というものすごいサイトを見つけてしまったので紹介。
「山寨機」というのは「海賊版」「ぱちもん」を指す用語。
そんなに堂々とドメインまで取って晒すとは、中国ってすばらしい(棒読み)。
検索でたどり着いた記事は、海賊版iphoneが有名タレントをCMキャラクターに採用(超訳)というものだった。
その記事の冒頭にこれまた面白いことがしれっと書いてある。
「海賊版iphoneはたくさん見かける。Appleならぬオレンジだとかモモだとかciphoneやらhiphoneやら、ほぼ何でもアリだ」
誇張表現ではなく、実在する(売っている)のだ。
Appleならぬオレンジ「iorgo」
ciphone
因みにこの山寨機たち、lphoneは分からないがOSはWindowsMobile6.1だそうだ。
意外とまともに動いたりして。
中国の本は取り寄せる方法が確立できたものの、台湾の本はいまいち手に入れにくい。
繁体字圏(香港・台湾・マカオ)では出版物を互いに流通させているようなのだが、日本へ取り寄せとなると、どこからも送料が高く付いて割に合わない。
高い費用を払って中身が除けない通販に頼るより、自分の足で探した方が得ではという気がしてきた。
もともと旅行をするのは好きなので、早速ながら年明けに出かける手配を検討。
JTBの海外旅行商品を見ようとしたら、トルノスなるグループサイトを発見した。
今回はJTB本体のツアーで間に合ったため利用しなかったが、トルノスはかなり便利(そう)だ。
・格安航空券、正規料金航空券いずれの手配もできる
・各種航空券の空席状況が分かる(空席ありの便しか検索されない)
・同内容のパッケージツアーがあればそちらの空席も表示される
・宿泊先の選択肢が広い
これだけの機能があれば、一人旅でもかなり合理的に設計、手配できる。
えてして手配旅行(自分で交通手段と宿泊先を手配するもの)はパッケージツアー(旅行会社があらかじめセットしているもの)より割高であるが、一人旅の場合は前者の方が得になることもある。
まして最少催行人員の心配も要らない。
漠然と観光を考えている人ならともかく、自由時間を最優先する人にはかなりお勧め。
似通ったサービスに全日空Webフリープランというのもあるが、路線などの条件がやや限られている。
空港から宿泊先まで送ってくれるサービスが嬉しいかな、というところか。
#昔たった一度だが白タクで怖い目に遭ったことのある私には魅力的
やっと終わった。以下、愚痴。
今回の受注は昨日と今日の2回分なので、ようやくこの緊張から解放される。
それにしても、わざわざNotesのシステムにアップロードさせる意味が分からない。
折角アップロードしたのに、20分も経ってから(納期が過ぎてから)「まだ来てないよ」と電話があった。
メールで送ってと言うので送ったはいいが何とも納得いかない。
だったら最初からメール納品を許可なり指定なりしてくれればよかったのに。
納期に遅れたのは私ぢゃないんだってば。で、誰?
愛国心が足りないだとか、日本(人)に誇りが持てないだとか憂う御仁が多い昨今。
ふと思うのだが、日本国の前にオクニを忘れていないだろうか?
私ごときが郷土愛について語れる筋ではないのだが、田舎者は田舎者であることに誇りを持っていいと思う。
学生の頃、畑に植えられているナスとトマトを識別できただけで、クラブの先輩に「流石、田舎者は違うな」と言われたことがある。
その時は侮蔑されているのだと感じ無駄に傷ついたが、実は本当に感心されていたのかもしれない。
ただ、少なくとも当時は、田舎者だと他人に再確認されるのが何故か悔しかった。
どこでどうすり込まれてそうなったのかは分からないが、田舎者であることが厭だったらしい。
この年になってから、むしろ恵まれていた(いる)のだと思えるようになった。
別にナスの花とトマトの花を識別できなくても、大学受験に影響はない。実際、前述の先輩は優等生だった。
でも、識別できたら、次はどちらが先に熟すのかを知ることができる。
そういうことの積み重ねで食べ物の旬が分かる。
食べ物の旬が分かる、ということ自体が実はもう「流石」と言われる「資産」や「スキル」になってしまっているのだ。
流通やら産業やらの発達で、いつでも何でも手に入り口に入るご時世となって久しい。
それでも生鮮食品は旬のものを食べた方がおいしいのも事実だ(と思う)。
そんなふうに、田舎者だからこそ知っていること、できることというのも存在するはずだ。
同様に、都会に生まれ育ってこそ、ということもあるのは否定しない。
自治体の利害関係としては都会と田舎なる対立軸があるのかもしれないが、住民個々人がそれに乗る所以はないし、どちらが善でどちらが悪というものでもない。
それが何故か、田舎者(特に東日本出身者)には引け目がある。
その引け目の集合体が今の首都、東京の姿ではないだろうか。
大阪は都会の割に、地元を平然とさらせる空気がある。
「それは大阪も地方だからでしょ」と思う東京の方、あなたの田舎は?
あってもなくても人それぞれだが、卑下するものではないでしょう。
それだけ。
......やっと一日目が終わった。
短い故に長い一日だ。
「予行演習」が先週あったものの、やはり本番は緊張感が違う。
そもそも送られてくるメール自体が
「ナルダケ早ク訳シテネ」
「届イタ?返事クレ」
しか書かれていない(1件に1行)。
当初の説明が丁重だったことから、この担当者がぞんざいな人でないことは知っている。
まぁ私もメール本文には「納品します」ぐらいしか書いていない訳だが、
返事も当然?「届イタ。サンクス。」だけだった。
これが少なくとももう一回ある......
それなりにやりがいもあるし勉強にもなったが、モウヤダ。
自宅にはPS2とWiiがある。
簡単なRPGの類は私もよく「レベル上げ」程度に遊んでいたのだが、最近そういうものが減ってきた。
基本操作が難しかったり、反応の早さが必要だったりと、上手下手が出てしまうソフトが多い気がする。
アクションものやシューティングものには昔からそういう作品もあった。
しかしWiiが出て以降、そういう作品だらけになってしまったのではないだろうか。
WiiやDSでは利用者の裾野を広げるために従来と違ったゲームを、とかいう話は聞いたことがある。
しかし「違ったゲーム」ばかりになって追い出されてしまったのは私だけだろうか。
ゲーマーと呼ばれるほどの人々はPS3なりXbox360なり、新しい機種でそれなりに遊べるようになっただろう。そういう機種では難しそうな作品がかなり出ている。
それはそれでいいのだが、従来の、かつ「ゆるい」ゲームが好きな層は最早お呼びでないのだろうか。
元々それほど難しいゲームにのめり込むような遊び方はしていなかったが、それでもPS2まではおもちゃがあった。
そのPS2もPS3が出て以降は新作ソフトがない。
新作が出ないこと自体は当然と云ってもよかろうが、中古ソフトの流通量も減っているのは寂しい限り。
何だかゲームからというより市場経済の一部から追い出された気がしてならないのだ。
我がダンナは5~6言語を使えるらしいが、いわゆるマルチリンガルではない。
そっちの世界で云う「言語」は英語やら中国語やらといった対人言語とは全く違う。
曰く、Web開発界隈で1言語(プログラミング言語)しかできない人はつぶしが利かないらしい。
それぞれに構文などの特徴もあるらしいが、各言語の性質から来る得意分野で使い分けるのだそうだ。
無理やりこっち(翻訳側)の世界に話を持ってくると、アプリケーションソフトのような存在か。
Wordしか使えないとExcelで原稿が来たとき困るとか、mifが読めないとか。
人材コンサルタントに転職相談を申し込むと、「使用言語」を問われることがある。
登録用紙への記入欄が複数あって面食らった経験を思い出したが、考えてみればそういうことだったのか。
プログラミング言語と明示してくれれば、そこに中国語なんて書く失敗もしなかったのに......。
先日「イラストの描き方を習おう!」と思い始めたのだが、なかなか話が進まない。
・カルチャースクールの定期講座は4月/10月から
・1月開講のスクールは画材費用がかかりそう。#実際はパソコンで描きたいのに
・専門学校は学費/時間の負担が重い
・通信講座ならば学費/時間の負担は軽いのだが、続かないのは目に見えている
とまあ、「やらない理由」「できない理由」ばかり積み上がって不健全な状態になっている。
あげく「そこまでして習いたいんだったっけ」というところまで思考が巻き戻ってしまい我ながら始末に負えない。
やはり最初の一歩が一番難しいということなのだろうか。
ここ数年AUの携帯電話W43Hを使っているのだが、最近しょうもない悩みが出てきた。
携帯宛ではないから致し方ないのだが、英語や中国語のメールが来るのだ。
(要は外出先でGmailを使いたいだけなのだが)
・中国語は表示さえできない。日本語にない漢字がすべて「?」になる。
・英語は読めるが書けない(書けたものではない)。
前者をどうにかするには、いわゆるスマートフォンにすればよいらしい。
・iPhoneでは入力も表示もなんら苦労なくできる。
・Windows Mobile ベースの機種なら中国語に対応させる方法が出回っている。
ただし、
・iPhoneはソフトバンク網なので、田舎では使いにくい。
・AUのスマートフォンでは、普通のAU電話なら使えるCメール/Eメールが使えない。
どちらかといえばiPhoneが有利か。それにしても悩ましい。
後者については、「テンキーからの英語入力」が問題だと言い切ってもよいので、
AU対応の外付けキーボードを買ってしまうという力業が存在する。
いかんせん
・携帯電話よりキーボードのほうがでかい。本末転倒?
・使う機会がそうそうあるとは思えない(これは中国語でも同様)。
しょうもない贅沢な悩みなのだった。
R社のTさんから「副業のご相談」なるmixiメッセージをもらった。
「csvを取り込んで規定のexcelフォーマットに出力するマクロを組んでほしい」とのご相談。
そう言えばここ3年ほどその手の業務はしてこなかったが、在職時はちょこちょこやっていたのだった。
マクロを組むことそのものが業務だったことはないが、便利なのであれこれ自作して使っていた。
そちらの腕を見込まれるというのは意外だったが、A社N社R社の方々から見れば私はそっちの人材だったので考えてみればおかしな話ではない。
いわゆる特定26職種のOA事務というやつだ。
世の中には同じ名目で採用されて庶務に回される人も相当数いるらしいが、私には幸いその経験がない。
「電話に出なくていい権利」をくれた上司さえいた。
#結局そこの電話は誰もとらないのでうるさくてとってしまうことは多々あったが
たいてい「インプット」「アウトプット」と称する手書きの妙な紙を渡されてその「インプット」(が意味するもの)を「アウトプット」の体裁で何らかの電子ファイルにする、というかなり純然たるOA事務。
と括ってしまうと身も蓋もないが。
自由裁量なのか無責任なのか、「アウトプット」をまとめる方法は問われたことも指示されたこともない。
だったら単純作業はパソコンにやらせようか、という動機で自作の「お道具」がいくつか積み上がっていった。
使い捨てでない「お道具」達は説明書をつけて後任者へ引き継いだりもしたのだが、流石にもうどれも残ってはいないだろう。
じっくり良訳を練って提出という翻訳者の方は聞いて呆れるのではなかろうか。
タイムトライアルと呼ぶほかない案件が飛び込んできた。
・原稿到着は9:10過ぎ、納期は同日10:45
・中国語700文字前後
・経済分野(日経NETの株式面と似たノリ)
外部発信用文書なので拙速に出せばいいというものではない。
今回ほど極端ではないものの、短納期案件とてほとんどどれもが「高品質で急げ」である。
「早さ重視で品質は二の次」などという案件は見たことがない。
競合は中国人という環境を考えるに、恐らく品質が二の次でよいならば日本人には回さないのだろう。
冬至と言えば「柚子」と「南瓜」だが、柚子はジャムで毎朝のように食べているため割愛。
「冬至南瓜」用に甘そうな南瓜を買っておいた。
煮付けは他のおかずを選ぶのでスープにしようか、それなら昼でいいねと言っていたまではよかったが。
寝坊で朝食が吹っ飛んだ。
朝昼兼用と称して食べることは食べるのだが、寝起きでスープを作る気になれず「冬至南瓜」を延期。
さりとて冬至は延期できないな、と考えていて「思い出したのが『ん』のつくものを食べる」だった。
結果、我が家の夕飯はチキんグラタん。
...お後が宜しいようで。
某超大手翻訳会社からWordfastを買えと煽るメールが来た。
年内いっぱいなら優待価格で斡旋するとのことだが、納得がいかない。
要は「うちの会社がTradosからWordfastに乗り換えるから、下請けも買え」ということなのだ。
乗り換えるという案内は半年ほど前にもらっていた気がする。
だがここ半年の受注実績から考えて、個人的にはWordfastを買うに値しないと判断した。
Trados/Wordfast案件どころか中国語案件の引き合いがなかったのだ。
かといって私がこの半年ずっと暇だった訳でもない。
自ずとこの会社(との取引)の重要度は下がる。
問題はここが超のつく大手なだけに、他社が追随して乗り換えるかどうかだ。
「そんなのどこかが追随してからでいいんぢゃない」とダンナに言われ、あっさり納得。
前にも書いたかもしれないが、翻訳支援ツール同士の相性の悪さにはただでさえ辟易している。
一方が必要とするランタイムをもう一方では書き換えろと言ってきたりして、文系ちゃんのレベルでは自分の世話もままならない。
#よしんばレベルが十分でも工数がかかって割に合わない。
そもそもランタイム(他社が開発、提供している)を翻訳者個人が探してきて組み込めという態度はどうなのだ、と常々思うのだが皆さんは平気なのだろうか。
ついでに言うと、似たような理由で電子納税システムe-taxとはさらに相性が悪い。
私はどうせ所得税の還付申告しかしないのでe-taxの使用継続を諦めた。
末端の翻訳者が幸せになれるツールってないのかしら。
我がダンナはいわゆるITエンジニアをしている。
IT界隈ではしょっちゅう勉強会やらカンファレンスやらのイベントがあり、業界の人々が交流しているようだ。
翻訳業界と比べて何と交流の機会が多いことか、とよく思っていた。
職人に近い仕事っぷりだったりフリーランスだったりと属性が近いようにも感じられる彼らだが、
情報交換の機会や手段となるとまるで世界が違う。
翻訳者の集うイベントに出るたび、「翻訳者は孤独を好むのかな」と思っていたのだが、むしろ「ITの人々が交流を好む」というほうが妥当なようだ。
特にソフト開発やウェブ製作に携わる人がそういうところへ顔を出しているらしい。
そう言えば「技術者交流会」を検索してもIT以外の話はほとんど出てこない。
(Googleの検索結果5ページ目にやっと他業界関連らしきものが見つかる)
ダンナの話を聞いていると、どうも彼らは同業者である互いをあまり競合相手だと認識していないらしい。
むしろ仕事を融通しあったり依頼しあったりしている。
正直、羨ましい。
仕事の機会うんぬんではなく、仲間がいること、交流の場があることが羨ましい。
私も翻訳関係のイベントがあれば努めて出るようにしているが、どうも疎外感があってならない。
......みんな英語の人。中国語の仕事をしているというだけで珍しがられるか浮いてしまう。
翻訳をしている、という接点だけではなかなか共有できるものがつかめない。
プログラマーとデザイナーほどの差はないはずなのに。
個人的に人間関係の構築が苦手だからこう感じるだけなのだろうか。
先日、西日本セミナーで出会った人に「上海ってパジャマで出歩く人がまだいますよね」と声を掛けられた。
確かにその光景を初めて見たときは私もたいそう驚いたものだが、実は今いる街でも見る光景だ。
「日本なのに......!」と驚いた記憶はある。
意外なほど若い子たちが、パジャマで歩くどころかチャリンコに二人乗りしていたりするのだ。
上海ですらパジャマで歩く若者はいないのに。
そういえば商店街の奥にある「市場」の雰囲気も中華圏のそれに似ている。
やたらごちゃごちゃとしていて照明が少なく、それでいて何だか明るいのだ。
違いはと言えば売り子の年代ぐらいなものか。
値段が表示されていないのにお客も気にせず買い物をしていたり、色々な匂いが混ざっていたり。
ふと「ここで日本語って通じるのかしら」と思ったことすらある。
普通に考えれば日本語しか通じないはずなのだが。
特に今が冬休みというわけではないが、手空きなので自由研究?に手をつけている。
ProZでGB規格の経験ありと謳っている手前、依頼がなくとも何本か訳してみようという個人企画。
GBもJISと似たような発行形態で
・特定の版元が出版している
・取り扱い店舗が限られている(明示されているのに売っていなかったりする)
・「規格票」なる薄い冊子に1本ずつ収録(数枚しかなかったりする)
なので、本屋に行けばほいと買えるものではない。
そこで今回は、JISでいう「JISハンドブック」に相当する「标准汇编」を買ってみた。
GBの目録や索引に類するものがよく分からないので、まずは目に付いた「産業用機械の試験機」を購入。
#正しくはお買い物代行サービスで取り寄せた。
色々なことが行き当たりばったりだが、自由研究なので気にしない。
先日規格文の同一性に書いたような経験を積むのが目的なので、分野はあまり問題ではないのだ。
#と書くと英語専業の方々には驚かれ(呆れられ)そうだが
訳しあがり次第、「主な翻訳実績」に題名だけ書いていく予定。
ごく稀にここを見て問い合わせしていただける場合があるので。
だいぶ前のことだが、義妹に「おねーちゃんって鳥っぽいよね」と言われた。
「?」という反応をしたら、「その顔とか」が「あんまり大きくない鳥っぽい」のだそうだ。
・喋るとき唇があまり動かない←これは出身地のせい(推定)
・振り返るとき上体が動かず首だけ
・「くるりと」ではなく「かくっと」振り返る
・表情があまり変化しない
自覚している、ないし指摘されて頷ける要素はこんなものだ。
こうして改めて並べてみると、動きや表情が少ないということだろうか。
ついでに、鳥好きなら分かりそうな点。
・眠りが浅い
・ひたすら空気を読む。が、判断は「逃げる」「逃げない」の二択のみ。
・本人は前を向いているつもりでも、あさっての方向を見ているように取られがち。
・人間好きでもないのにヒトケがないところは苦手
・感情は目に出る
・仲間?を見かけると何となく寄っていくが、話しかけるのは苦手
miscellaneous という単語が無意味に好きだ。
響きがmysterious に似ているし、それでいて意味が「雑多な、その他の」だったりする。
何かありそうでいて何もない空っぽさがたまらない。
内向的すぎて学生時代にバンドを組む夢は自滅させてしまった私だが、
今なら間違いなくバンド名はmiscellaneous にすると思う。
#ピアノとベースがちょこっと弾けます。もう持ってませんが。
某翻訳会社から「明日Tstream指定案件が来るんだけど、できる?」と引き合いがあった。
Tstreamなんて聞いたこともないが、TRADOSの類似品らしい。
聞いたこともないソフトをいきなり本番案件で使うのはリスクが高すぎるので
「対応ファイルが使えないから」と断った。
数時間後「は~いみんな、Tstreamの説明書だよぉ」って......。
どうも同じ対応をした翻訳者が複数いたらしい。
その説明書とやらが示すリンク先を見ると、無料とも有料とも書いていない。
どうも個人翻訳者が使うソフトは課金しないようだ。
それにしても何となくあちこちが怪しいので、ダウンロードする勇気が出ない。
ただでさえこの手のソフトは特定バージョンの.NETだとかJAVAランタイムだとか要求が多くて面倒なのだ。
うっかり新しいものを入れて今の環境が潰れたらという心配がどうしてもぬぐえない。
しかも「Tstream」と入れて検索しても説明文に出会えない。
何かのプログラミング言語で使われている単語らしく、ググれたものではなかった。
そんな名前を付ける時点でちょっと......
世間では「リテラシー」とか「情報リテラシー」とか呼ばれる能力がある。
横文字が嫌いなので言い換え表現を見つけたいところだが、仮に「読む力」としてみよう。
とほく昭和のおほん時には、「読む力」は「書いてあることを誤解なく読み取る力」だった気がする。
それが誰でもこうして発言を公表できるこのご時世でも同じように通用するだろうか?
誰もが好きに文を書き殴り、そのまま晒している状態では、目に見える文意が事実とは限らない。
Wikipediaの記述を丸呑みして論文に引用することの是非はよく論じられているが、他の場合でも全く同じことが起きている。
新聞だって誤報だったり意図的な編集による偏りがついていたりする。
それ自体は何紙分か並べてみれば何となく理解することはできるだろうが、一般にそんな暇があるだろうか?
人の発言が本当、事実、真実であるとは限らない。
ある意味では常識かもしれないが、それは本当なのだろうか。
情報の整理、取捨選択、時には実用上の妥協点を探る作業までができて「読む」ことができたことになる。
家庭、学校、(身の回りの)社会のいずれでも教わる機会はなかった気がするのだが、求められている気もする。
情報を「読む力」は実は、その情報そのものを「読む力」ではないのだろうと思えてならない。
一昔前に流行った「空気」、もう少し伝統的に言うところの「行間」を「読む」必要性を感じる。
何ともせちがらいことだ。
最近、ブログを毎日更新するのが目標となっている。
読む人のことを考えると書けそうにないネタによく行き当たるのだが、考え出すと、このブログを書く目的がなんだったのか分からなくなる。
特に目的を持たなくても気軽に書ける、何かを発信できるというのがIT革命とやらなのかもしれないが。
実は大昔、まだ自分でHTTPタグを付けたファイルをFTPアップロードして更新していた頃には目的がはっきりしていた。
カテゴリ「異郷日記」として残してある一連の日記がその頃のものだが、目的は親や友人への生存報告だった。
12年も前(!)の上海は色々な意味で今ほどきれいな街ではなかったので、留学を認めてもらう条件として毎日の生存報告というのがあったのだ。
実際に、生存するのも思っていたより大変だった。詳しくは異郷日記をご参照されたし。
生存報告をするにあたり、
・電話ではいまいち保存性に欠ける。しかも高い。
・郵便では何日後に届くか分からないので「毎日」の意味を成さなくなる。
・自分がすでにインターネットを使っていた(わざわざプロバイダ契約する学生は少なかったと思う)。
ということで母にメールチェックの方法だけを無理やり覚えてもらい、直接連絡はメールでということにしたのだった。
多少は公開してもよさそうな話をホームページ上の日記に載せ、少数の友人知人に読んでもらっていた次第。
当時は体験すること全てが新鮮だったので「更新のための更新」はほとんどなかった。
時々メールで感想をもらったりすると得意になったりもしていた。
帰国後に「面白いからプリントして家族で読んだ」と某親戚に言われたときは流石に恥ずかしかったが。
年が経つにつれ、事物を新鮮に感じることも減ってきた。「書けそうにないこと」も増えてきた。
それでも何とかたらたらと続けている今の目的は、強いて言えば自己紹介かもしれない。
数年前JTF翻訳環境研究会で出会った人から中国語訳の引き合いをもらった。
#先週の会にも参加していながら、何故か互いに見つけ出せなかった。
レートを尋ねられたので心持ち安めに答えると、「それでは少なすぎます」とフォローしてくれた。
まぁ今回は量が少ないので料金の変動も知れているのだが、向こうから上げてくれるとはありがたい。
それ以上に、名刺交換が元で仕事に結びついた初の案件ということで感慨深いものがあった。
月初に出荷指示を出したはずの国際小包がまだ届かない。
通常7~10日(それでも航空便にしては遅い)というのに倍ほどかかっている。
がんばって貨物追跡ページを発見したところ、照会結果は「北京の税関を通過」。
北京の税関......北京?
わざわざ上海から出荷したものを北京で税関にかけてるの?
そりゃ遅いはずだ。
しかも追跡ページには「クリスマスシーズンのため混雑により通常期より1~3週間の遅れ」とある。
ちょいと待て。3週間も遅れたら年が明けるっちゅうねん。
起きてすぐメールチェックをすると、新着のブログコメント通知が画面を塞いでいた。
またかと思って開いてみると、案の定?どれも意味を成さない文字列のいわゆるスパムばかり。
個別には下品な意味を成す文字列よりましだと思えないでもないが、件数が......136件。
一件ずつ仕分け操作をしていたが、ふと「コメントの管理」画面があったことに気づく。
めでたく途中からは50件ずつの処理に成功。
難点は、一括でざくざく削っていると既存の(まともな)コメントも削除してしまいかねないことだ。
昼間から固定電話が鳴った。平日にかかってくる電話は仕事関係が多い。
出てみると「上海から」中国語だった。
幸い聞き取りやすい発音をしてくれる人ではあったのだが、早口で目が回りそうになる。
脳内で逐次和訳していたら追いつきようがない。
最も肝心な「中文和訳」「納期は28日」だけ聞き取るのが精一杯だった。
中国語翻訳の仕事をしていると、よく初対面の人に「じゃあ中国語はぺらぺらなんですね」と言われるが、喋れたものではない。
厳密に言うと、中国(語圏)に足を踏み入れれば喋れる。旅行や買い物の用は足せる。
言語が問題なのではなく、電話で話すのが異常なほど苦手なのだ。
(日本企業に電話で問い合わせするのさえ苦痛でならない)
まして国際電話だと通信上の雑音も入り、難易度が高くなる。
二週連続で英語翻訳をしている人々にあれだけ会っておきながら、「英語ぺらぺらなんですか?」とは一人にさえ聞けなかった。
何となく敬意に欠ける気もするし、そういう雰囲気の場でもなく尻込みしてしまったのだが。
自分は聞かれることを相手には聞けない、というのはやはり修行で克服すべき弱点なのだろうか?
我が家は結婚当初から「おこづかい制」にしていないので、自分の所得は全額が勝手に使えるのだが。
私が「おこづかい」と呼んでいるのはカブドットコム証券の「貸株料」である。
純然たる不労所得なので「おこづかい」と呼んでいるのだが、見事に右肩下がりで笑ってしまう。
ここ半年で株式の売買は一件もしていないのに、貸株料が半減。
07/13 378円
08/17 339円
09/14 335円
10/13 304円
11/16 187円
12/14 170円
こうして並べてみると10月(9月分の貸株料)と翌月との差が大きい。
「この間って何かあったかな?」と思いつつも答えが出せない私は投資家にはなれそうにもない。
円高のような、JALショックのような......
どの株も株主優待が欲しくて買った銘柄なので、当分は売る予定がない。
売るつもりになったらさぞや青ざめるだろうなと他人事のように思っている。
貸株料は「銀行預金にしておいたらもらえる利子」ぐらいの認識だが、まあそれにしても不景気なこと。
二週連続で人の集まる場に顔を出した結果、私ごときでも十数枚の名刺を頂くことができた。
まぁセミナーの講師を務めた方はそれも業務の一部ぐらいの認識だったかもしれないが。
会社や組織(から来た人)の名刺はさておき、フリーランスの皆さんの名刺が面白い。
A・名前と連絡先だけ
B・カラーのイメージ画像?
C・肩書きのごとく取り扱い分野を追記
D・裏面に取り扱い分野を列記
E・裏面に履歴書(!)
F・裏面に英語表記(しかもファーストネームが本名と違う)
私本人はCに類する名刺を使っている。
分野などあってないようなものなので「中国語翻訳」としか書いていないが。
それでも効果十分と言うべきか、名刺交換に応じてくれた人のほぼ全員に「へぇ中国語!」と反応された。
数年前は書いていなかった(Aの類だった)ので、書いて正解だったのかなとは思う。
むしろAの類は勿体ないなと感じるぐらいだ。
一対一で話す場面なら相手についてのメモをそこに書き込むとかいう方法もあるだろうが、交流会の中で渡し合う名刺に情報が少ないと、やはり印象が薄くなる。
ちなみにFの名刺をくれた人は一番それが似合わない外見の人だったのでよく覚えている。
恐らく商社かどこかで働いていたときの通称ではないだろうか。
新卒で入った会社の先輩やら上司やら男性陣は喫煙者が多かった。
企画書などで煮詰まってくると「ヤニが切れた」と言っては離席し、いい表情で戻ってきていたものだ。
近年お世話になった会社は複数あるが、喫煙者はあまり見かけなかった。
その代わりなのか、皆さん煮詰まってくると「血糖値が下がった」と言ってガムやチョコレートに手を出していた。
自分はタバコを吸わないので後者の気持ちなら分かるが、前者も似たようなものだろうか。
お知らせです(なので文体が違います)。
これまで当ブログへコメントを書き込む際にサインインなる手続きを要求しておりましたが、
サインインに失敗するとの声を頂いたため設定変更しました。
これで敷居が低くなったかと思いますので、コメントのある方はお気軽にどうぞ。
明らかなスパム以外は何でも歓迎いたします。
色々と間の悪かった今回の東京出張だが、帰りのバスの連絡はよかった。
回数券を買って少し待つだけで乗車できたので疲れずに済んだ。
ほっとして家に連絡を入れたところで問題発生、こまったちゃん登場。
出発時刻になってから悠然と現れたオバハン、「このバス○駅に止まるのん?」
空港側係員「止まるけど、もう出るよ」
オバハン「ちょ待ってぇな、乗して」
係員「じゃあ急いで切符を買ってホラ、んで預ける荷物あんの?」
オバハン「...」
その連れとおぼしき若い女性が券売機に並んだが、なんだかまごついている。
しばらくして本人が窓口へ行くと、上述の女性が荷物を預けはじめた。
係員「そっちの荷物は?」
若い女性「私は行き先また別なので...」
嫌な予感。
オバハンが切符と釣り銭を持ったまま乗車してきたときには南ターミナル発の定刻を2分ほど過ぎていた。
しかも、北ターミナルで乗客を拾いだしたタイミングで「ちょ降ろして」
...降りる?
目が点になっている運転手を尻目にダッシュで降りた彼女、北ターミナルの係員に何やら話しかけている。
彼女の声は分からないが係員の返事だけは聞こえた。
「え?荷物あるかないか分からん?んで戻るの?ってか預けたの?...え?娘が持ってった??」
先刻の女性はオバハンの娘だったらしい。
オバハンはその娘となのか携帯でしばらく話してから、バスのトランクルームに首を突っ込んだ。
「あ~、うちの荷物あったわ~」と言いながら再乗車。
「皆さんえらいすんません、お待たせしました」
......何をか言わんや。
すんませんと口に出しただけでもかわいいと思っておくべきなのだろうか。
それともその行動力を多少は見習うべきなのだろうか。
何とも逞しいことは確かなのだが。
......ああはなりたくない。
今日は会う予定だった友人が捕まらなかったので、時間が空いてしまった。
とはいえツアー扱いの契約なので航空便をずらすこともできない。
滞在先が安いビジネスホテルなのでチェックアウトがやや早い。
さあ困った。
とりあえず空港へ直行し、ラウンジで過ごすことに。
時間が空いたとはいえ、実は手元に仕事を抱えているのだ。
電源とインターネットにありつければ退屈はしない。
ラウンジは両方を提供してくれるのだが、いかんせん机が椅子の真横についている。
動かせる構造でもないので、身をひねるようにして午前中をそのまましのいだ。
正午ごろになって腰が疲れてきたため、休憩を兼ねてラウンジを退室し空港内レストランへ。
おでんが美味だったが、何故かイタリア~ンなトマトが入っていた。
しかしそのトマトも何故か美味だった。
デザートまで食べて満足したところで、元のラウンジには戻らず保安検査場へ。
検査場はむしろ伊丹のところより混んでいた。
通過した先は閑散としていたので利用客数の差ではなさそうだ。
パソコン専用のかごを係員に手渡ししてもらう暇だけでも蓄積すると行列になるのではと疑わしい。
東京土産を一つ買って、今度は制限エリア内のラウンジへ移動。
保安検査前のところでは全席にあった電源が、こちらではほぼ確保できない。
ようやくタコ足から引っ張れそうな場所を見つけたので、他の条件は考えずまずその席に陣取った。
こちらの椅子は(是非はともかく)動かせるので、椅子を回して机の正面を向いたところ。
数分後にラウンジの人がやって来た。
戻せと注意されることは覚悟していたのだが、意外と用件はそうでもなかった。
「電源の取れるお席ならご案内しますよ」
そそくさと椅子を戻し彼女の案内に従うと、ビジネスセンターなる部屋に着いた。
ラウンジの中にパソコン部屋がしつらえてあったのだ。
背中合わせに2席あり、事務机にやや独特なパソコンが備え付けてある。
10分100円でOpenOfficeとブラウザが使えるそうだが、持ち込んだパソコンを隣で使ってもいいらしい。
それを示唆するかのようにfreespotの案内表示がちょこんと置いてあった。
雑誌を読んでお茶を置いたらいっぱいいっぱいのテーブルとは比べものにならない安定感。
すっかり根を生やして3時間ほどそこで仕事をさせてもらった。
途中、反対側の席に何人か出入りがあったり、利用を試みて断念する人があったりしたが、よく覚えていない。
そんなに集中して仕事をしていたということもないのだが。
そんなラウンジの状況は、電源検索サイト「モバイラーズオアシス」を作っているダンナに随時報告した。
外出先で電源が取れるとか、机が使えるとかいう場所を収集表示しているサイトなので、そういう情報の需要があったりするのだ。
夕方になって搭乗口付近へ移動すると、パソコン用と言いたげな机と椅子の組が目に入った。
まだ離陸まで時間があるので作業を再開しようかと思ったが、インターネットにはありつけなかった。
やむなくオフラインでもできるところのみ作業を進め、搭乗案内を待つことに。
ということでほぼ丸一日、羽田空港に籠もっていた。
貴重な機会だとは感じないが、多分そうそうない事態だろうとは思う。
わざわざ東京に出てJTF翻訳環境研究会「IT翻訳の現状と翻訳の未来」に参加したのは、話題がまさに業界の環境を取り巻くものだったからだ。
講師はもとより聴衆もほとんどがIT翻訳の中の人。
翻訳会社から来た人も、フリーランス翻訳者も相当数いたが、基本的利害は共通している模様。
第一部が「IT翻訳の現状」。
IT翻訳の顧客は多国籍企業が多いようで、昨年来の不景気がとても響いているとのことだった。
・翻訳単価の切り下げ
・もはや「翻訳」の手応えがない「作業」
・優秀な人材でも仕事にあぶれる景気
とまあ、印象に残っているのは暗い話題ばかりだ。
出席者からは苦笑やらため息やら声にならないような反応が漏れたりしていた。
第二部は「翻訳の未来」。
・Googleの翻訳関連ツールが革命を起こすのか?
・起きるとしたら影響は?翻訳業界としてのすべきことは?
・日本でも英語を公用語にすべきでは?
といった講師の推測と意見が熱く語られた。
翻訳するということの意義や歴史などについても言及があり、考えさせられる内容ではあった。
その後ややあって懇親会に移ったわけだが、やはり出席者は誰もが「英語の人」。
私だけいまいち利害(蚊帳?)の外にいる感じがやはりぬぐえなかった。
講師じきじきに聴講の動機を尋ねられたほどだ。
......ぃゃだって、要項を見る限り、自分が対象外とは思えなかったのだが。
○翻訳業界の将来に関心のあるすべての方(IT翻訳の予備知識は不要です)
業界の末席を汚している以上、関心は大いにある。
それに、講義内容も英日・日英の翻訳に特化されたものではなかった。
・業界の構造と動向
・仕事の流れ
・翻訳対象の変遷(文脈のある一連の文章→大量の断片)
・最近の翻訳関連ツール
など、いずれも中日翻訳だからといってありえない話ではない。
大幅に違ったのは受注単価ぐらいのものだ。
昔は高かったという話は「歴史」なのでさておき、十分以上に値下がりした英日の単価でも聞くと高く感じる。
懇親会で「だって安かったら家族が養えないでしょ」という声があったが、それはどうなのか。
コスト積算でいくら欲しい、というのは違う気がする。
翻訳者に家族がいようといまいと、客先には何ら関係がない。
まぁそこを主張する、できるのがグローバルな発想とやらかもしれないが。
・東京に移動
・元同僚二人と昼食→副業の営業
・ゲーム翻訳受注
・翻訳環境研究会
・研究会後の懇親会
・納品済み翻訳の確認
今回の主な目的である研究会、懇親会についても思ったこと書きたいことが多々あるものの後述。
まずは一言だけ、「収益の柱は複数あるといいよね」
とかく充実して忙しい一日だった。
リムジンバスの都合で半端に時間が余った。
暇つぶしの需要と食後の薬を飲む都合から、ベーカリーカフェで朝食を摂ることにした。
したのだが。うっかりカフェ部でなく持ち帰り部に並んでしまい、「お気を付けてお持ちくださいませ」
軽くへこみながら、飲み物を買うのはばかばかしいと思いカードラウンジへ移動。
「飲食物の持ち込み、持ち出しはご遠慮ください」と入ってすぐの場所に掲示されている。
持ち出しはともかく持ち込みぐらいいいぢゃないか、空港内だしと内心ごねて(実際には黙って)いた。
すると航空券とカードを受付に出して待つ間、手前にパンがあるではないか。
「クロワッサンサービス なくなり次第終了」
しくじった。パンを買う必要自体なかったのだった。
ともあれ朝食と暇つぶしはラウンジで済ませられたのでまあいいか。
お気に入りの「充実野菜」にもありつけたし。
一方、手荷物検査にどれぐらい時間がかかるか気がかりだったのだが、意外と順調に流れていた。
というのも、今月から機内持ち込み手荷物が各社統一だとかで基準変更になったのだ。
気づいていなかったり無視したりする乗客が何人いるかによって所要時間が決まるのではと心配だった。
パソコンを鞄から出したとき並ぶ列を変更したのが幸いしたか、全くストレスなく通れてびっくり。
ちなみに検査場では図のような枠を検査器にはめているのだが、荷物を通すときにはよけている。
よけるなら意味ないような気がするのだが。
GB230.2という中国の規格は、ISO 6508-2:1999 の中国語訳を元に作られている。
表紙を見るとMODとあるので完全一致(ただの英文中訳)ではない。
国会図書館リサーチ・ナビの「ISO規格やIEC規格を翻訳して作成されたJIS規格」によると
▼Modified (MOD)
国際規格を修正して国家規格に採用。国際規格との技術的内容及び規格の構成の変更が必要最低限で、技術的差異が明確に識別され、かつ、説明されている。
とあるので、JISならぬGBでも似たようなものかと思っていたところ。
まえがきの「我が国の標準作成に関する規定に従って編集上の修正」が曲者で、
同じISO規格に対応する「技術的内容を変更することなく作成した」JISB7726とは文言がほぼ合わない。
GBでも「文書の構成および技術的内容についてはISO 6508-2:1999と一致」と明言しているのに、何故か数字がちょこちょこ違う。
よくよく見ると、JISでは「5個の数字の平均」としか書かれていない箇所がGBでは代数を用いた計算式で表されていたりして、より具体的なのだ。
用語の訳はそのまま使えるとして、GB230.2(の和訳)がJISB7726で代用できないということが確定。
仕事が減らなくて幸いだったのかそうでもないのか。
昔、翻訳学校に通い始めた頃。
中国語で「棒」と言うとかなり太い棒を指すので、「綿棒」を「棉棒」と訳してはいけない、と教わった。
綿棒の太さを反映させると「棉尖」になるのだとかなんとか。
ところが今「棉棒」で検索しても普通に綿棒の商品説明が出る。
つまりは「綿棒」という日本語が輸入されて外来語として定着しているのだ。
#まあ検索結果の上位を占める「棉棒」も日本製なのはご愛嬌
漢字を並べて作られている熟語は漢語だと信じてしまいがちだが、意外と日本語由来のものは多い。
化学用語には特に日本語訳を漢字変換だけして使っている例が多いそうだ。
日本人は横文字の新語をそのままカタカナ表記して使うのが得意なようだが、
お隣の国ではその日本で(昔)作られた漢字表記をそのまま使って語彙を豊かにしているという話。
某海外翻訳会社からダメ出しをくらった。
・余裕ある納期を提示してやったのに何をそんなに急いでいたわけ?
・お客さんから赤が戻ってきたから、どこが悪いのか考えて
そのメールを見るなり妙に脈が速くなり、急に寒くなってしまった。
悪い予感とかいう感情的なものではない。
客先からのフィードバック(赤字修正)をもらうこと自体が珍しいので緊張したせいだろう。
ともあれ、反省すべきものは反省しないと。
その赤字修正を見るなり、悲しくなってしまった。
「この製品は、~できます」が直されて「この製品は、~できる製品です」とある。
詳細は書けないが、要は「名詞は名詞として訳せ」としか読み取れない赤字だった。
後出しジャンケンでそれはないだろう。
あらかじめそういう指示があれば従うこともできたが、納品物をみて「誤訳」だとさ。
「規格書」としか原文にないところが「納品仕様書」になっていたりの「誤訳」指摘も多数。
これを見せられて何が悪かったのかと聞かれても困る。
・金曜の夜中~日曜の正午までの時間に資料の請求や質問をしなかったのが悪いのか?
・とっとと提出した=拙速だったのか?
「できるだけのことはした、意味に間違いはなかったが表現上の差異があった」とひとまず翻訳会社には返信した。
努めて冷静に反省事項をまとめ、そうしたつもりだ。
悲しくなった、というのは、客先からと翻訳会社からの「不信感」をどことなく感じたからだ。
初めて発注する相手、それも試訳なしだったので、全幅の信頼を置けないというのは分かる。
それでも、その条件で発注したのは誰の判断?
心配なことがあるなら釘を刺しておいてくれれば、対処するなり断るなり、こちらにも手はあった。
特に何の注意もなく、金曜の晩に「納期は日曜の正午」とだけ言われて原稿を渡されたのだ。
いつものとおり訳して提出する以外に考えが及ばなかったのだが、浅はかだったのだろうか?
私としては、何か問題点があっても翻訳会社(と当方)で手直しできる時間をとって対処できる、との考えから、特に指示のない限り早めの納品を心がけている。
#無論、だからといって適当にさっさと仕事をしているつもりはない。
それが「拙速に過ぎる」と映ったのだとすると、この上なく悲しい。
それならそうと、客先提出の前に意見をくれれば再考の余地もあったはずだ。
合わせられるところは合わせる、それ以上のことはしない。
本件の責任はできるだけ負うが次回以降のつきあいはしない。
それだけのことなのだが。
頭では分かっているのに神経が落ち着かない。
未熟さ故のこと、と飲み込むほかないのだが。
先日、お茶を輸入するついでに「十月初五 核桃酥」なるものを買った。
ご丁寧に英語で「October Fifth Walnut Cake」と説明されている。
能書きを見るに「十月初五」=「October Fifth」はお店の名前なのでどうでもよい。
問題は「核桃酥」=「Walnut Cake」のほうだ。
・中国語を直訳すると「くるみさくさくクッキー」となり、「Cake」とは些か合わない
・くるみが全く入っていない。入っているのはアーモンドだけ
ついでに、マカオ土産と書いてありながら
・製造元は広東省。まぁマカオの広さ(世田谷区の半分程度)を考えればまだ許せる。
・中国語表記が全部簡体字。マカオで売られている商品ならば繁体字のはず。
という訳で、結論(教訓とは言いたくない)。
中国語ができるからといって文字列情報だけで商品内容はわからない。
......あほか。
昼に何だかこってりしたものが食べたくなったので、街の中華屋へ行った。
普段ほとんど油ものを口にしないので、たまに濃いものが恋しくなるのはいいのだが。
パラパラに仕上がった炒飯は確かにうまいが、口の中やら喉やらに油が残った感じがする。
大衆食堂っぽいところであまり期待してはいけないのだろうが、お茶はなく水しか提供されなかった。
帰宅したらすぐお茶を淹れようと思っていたのだが、我慢しきれず歩く途中でウーロン茶を購入。
飲むとそれなりにすっきりするので、あの店では是非ウーロン茶を提供すべきだと思った。
それでも何だかむかむかするので、帰宅後、やはりプーアル茶を淹れることに。
今あるのは西部印象とかいう雲南省ブランドの3年物だ。
プーアル茶のくせに苦いので少し飲みにくいかも、と思っていたのだが今回はむしろそこに期待。
いざ飲んでみると、一口で「!」のすっきり感。さすがだ。
喉から油が取れる感触は、薬かと思うほどだった。
これは飲み続けたら痩せるかもしれない......というのは期待しすぎだろうか。
輸入ごっこをしたくて中国のお買い物代行サービスPanliを使ってみたが、送料の高さに辟易していた。
日本宛なのに欧米宛より送料が高く取られるのが納得いかず、交渉するもことごとく敗北。
どうにかならないかと考えていたら、実はよそのサイトなら最初から安かったというひどいオチ。
中国風なるところではきちんと日本(を含む東アジア地域)宛の送料が区分されているし、よりお手軽な料金のSAL便も選べる。
代行手数料や通関費用なども比較したが、どうも中国風のほうが有利そうだ。
・手数料が商品総額の10%なのは同等。
・通関費用が8元なのも同等。
・PanliではPanliアカウントに入金しておく必要があるが、中国風にはない(都度課金)。
・どちらでもPaypalが使える。
明示されていないので気がかりなのはPaypalでの決済手数料だが、よもや品代より高くなることはあるまい。
#お茶なんぞを買うと送料>>品代になってしまう(Panliでの現状)。
よし、次の機会はこっちを使おう。
西日本セミナーから帰ってみると、上海からメールが来ていた。
中国語案件に応募したはずなのに、英文和訳の引き合いで思わずため息が出る。
ともあれ数百字ですぐ対応できそうなので引き受けることに。
納期が日曜という時点で「?」なのだが、日付が変わるような時間に納品しても返事が来るとは。
自由業者たる個人翻訳者が宵っ張りだったりするのは珍しくもないだろうが、翻訳会社まで?!
中国人は定時で帰る、なんていうのは過去の話なのかもしれない。
尤も、今回の「担当者」は「社長」なので「労働者」ではないと言われればそれまでだが。
ふと気づいたのだが、今日もらった5枚の名刺のうち
・自作が3枚(つまり業者印刷は2枚)
・NIFTYアドレス(しかもNIFTYのIDそのものらしい)が3枚
名刺は自作というのがご時世なのだろうか。
私も翻訳の仕事を始めた当初は専用の紙を使って自作していたのだが、
何故かダンナに不評だったので、近年は名刺屋アウェイクスタイルに発注している。
色々デザインが選べるし、イメージ画像を送ってくれるので間違いがない。
何より100枚未満の小口で利用できるのが零細業者にはありがたい。
より不思議だったのはアドレスの方だ。
・翻訳者にはNIFTYユーザーが多いのだろうか?
・講師がNIFTY某フォーラム管理者だったのでそのファンが多く来ていたのか?
・NIFTYのIDをそのままメールアドレスに使うのは便利なのか?
#迷惑メールが多かったりしないのか?
そう言えば、久々に通勤ラッシュを味わった。
一駅分だけ巻き込まれたと言うべきかもしれないが。
地下鉄はこれでもかというほど混んでいたのに、阪神には座って乗れた。
始発駅だからなのか、沿線住民の数がそもそもそんなもんなのか。
日本翻訳連盟の西日本セミナーなるものに初めて参加してきた。
「翻訳力」ステップアップとのことで、プレスリリースの英文和訳について講義を受ける。
原文が英語だから出てくる問題やら、プレスリリースだから出てくる形やら、かなり個別性が高かった。
ふむふむと参考にはなったものの、やはり本業の中文和訳にまで響く内容ではなかった。
収穫があったかも、と思うのはむしろその後の交流会。
事務局によると今年は例年になく参加者が少なかったようで、何となく話しかけやすかった。
初対面の人と話すのは極端に苦手なのだが、どうにか講師を含め5人との名刺交換に成功。
やはりと言うべきか、皆さん英語翻訳の方ばかりだった。
交流会の場で驚いたのが、一日の翻訳可能文字数。
先生ですら平均3000ワード、最高15000ワードとのこと。それでも十分に早い(多い?)ようだった。
Proz.comのプロフィールに平均5000ワードなんて書いている私の立場は......
決して拙速を尊んでいるわけではないが、TRADOSを使っているという違いもあるのかもしれない。
どうしてもその手のツールを使うと早さ勝負のような案件がかさんでしまうことも確かなので。
この年に珍しく(医者・談)帯状疱疹なるものを患ってしまった。
薬代が笑えるほど高いのはさておき、要は湿疹なのでこすれない。が、薬を塗るためにも洗いたい。
と、シャンプー棚の上に放置していた泡立てネットが目に入った。
もらってしばらくは洗顔用に使っていたものの、面倒になって今に至る代物がここにきて大活躍。
洗顔用ならぬ浴用の石鹸でも十分以上にもこもこと泡だってくれる。
こすらないどころか手で直接ふれないで洗うことができた。
念入りにシャワーで流したはいいが、これで本当に清潔なのかは何となく疑問......。
