採用面談をすると言われ、とある翻訳会社を訪ねてきた。
翻訳会社の人と顔を合わせることは珍しく、9年ほどの業務歴の中で3社しかない。
登録翻訳者として採用されることは決まっていたので、少しは気楽に話ができた。
(以下は自慢注意、無視を推奨)
気晴らしもまた仕事
先週末から開始するはずの案件が月初までずれ込み、納期延長で分量追加の事態に。
連休で人がつかまらないのだろうか。
一個の翻訳者としては担当分を粛々とこなすまでだが、翻訳会社の人は大変そうだ。
大陸も連休なので個人的な予定を入れている人が多いのだろう。
そこに台湾から大型案件がぽんと入ってしまった、ということらしい。
字義ではない文意
技術的内容を連絡する通信文の最後に「商祺」とある。
直訳すれば「商売興隆」なのだが、さてどう訳したものか。
日本語の「敬具」とは少し趣が違う。
来る時は来る
朝から珍しく電話があり、午後3時に入稿予定と称する引き合いが来た。
外出の時間分を差し引いて可能な納期を回答。
念のため携帯を手元に置きつつも、つつがなく会食を楽しんだ。
棚卸し
手が空いたので、2つの資産整理をしてみた。
1つは現時点までの記帳。
発生の都度とはなかなかいかないので、領収書が貯まってきたら処理することにしている。
もう1つは「翻訳資産」こと、Tradosの対訳の書き出しである。
単純作業ながら大量にあったので骨が折れた。
穴
大失態を犯してしまった。
自戒と反省を込め、記録しておく。
対象範囲を間違えていたため、納期割れを起こしてしまった。
設定納期には半日も余裕があったのに、である。
隣の芝生
知る人ぞ知る大御所に話を伺ってきた。
初対面ではないのだが、今に至るまでの経緯や仕事のバランスなど、新鮮な驚きばかり。
一方で改めて自分の珍しさを感じた。
計算結果
3週間もらっている案件の訳出が1週間で終わった。
なにぶん長いので表現の整理もろもろ見直しに2日は見込むが。
途中2件50枚ほど別件を処理したので純粋に7日間かかったわけではない。
ともあれ今回は進捗を記録していたので生産性を考えてみようと思う。
小さくて重い仕事
手持ちの仕事がそこそこ順調に進んだので早めに就寝した数分後。
かなり懐かしい差出人のメールが携帯に転送され、やむなく起きるはめになった。
翌日までに中国語訳が必要だという。
進捗管理
お恥ずかしい話、十分な分量と時間を与えられた案件には慣れていない。
たいてい納期が数日以内なので進捗は一気呵成に訳すだけで必要十分だった。
現行を上書きしていく枚数と残り枚数を目で追えば進捗はおのずと分かる。
今回はあまりに勝手が違うので、進捗計算用Excelシートを作成してみた。