他人事

ネットでもテレビでも「よくそんなことが言えたものだ」と呆れることが増えてきた。
ほんの少し前までは遣る瀬ない怒りだったが、考えてみれば怒る道理もない。
畢竟、達観とは他人になりきることかと心得た。

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孤高の虎使い

翻訳支援ツールなるソフトは賛否両論だが、ならではの営業力もある。
「実はTRADOSでご対応できる中国語の訳者さんはほぼ皆無」
とは某大手翻訳会社の担当者の談。
同ソフトが使えると少なくとも公言している中国語翻訳者は1人しか知らない。

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肉と魚

少しでも有用そうだと感じたセミナーや勉強会にはできるだけ顔を出してきた。
そうした場所で薦められた本、出会った本も読むようにしてきた。
…英文和訳の。

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誰が

日本語では主語を立てず「~と言われています」調の表現が多い。
しかし昨今、誰が言ったのか裏を取るのは意外と簡単になっている。
また仕事などでは発言元によって内容の信憑性を判断することも言わば常識。
切り取られた一部の言葉が跋扈しやすい今日でも「誰が」発信したかには意味がある。

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見えてきたもの

「あー、試練の年なんだねー。あるよそういうこと」先輩は涼やかに笑った。
翻訳の仕事をもらえるようになって10年も経つが、まだまだ初めての経験だらけだ。
思い込みや決めつけで視野を狭めたくはないものの、流儀はできてきた気がする。

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追悼

実家のインコ、享年25。
兄の飼い鳥として迎えられたが、兄よりも私よりも長く両親と暮らしていた。
野良猫に掘り返されないよう、深い穴に埋葬されたそうだ。

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